2019年11月29日金曜日

フランス ランス (Reims) のクラシックカーミュージアム

 以前にも簡単に書いたがフランスのランス (Reims) にちょっと興味深いクラシックカーミュージアムがある。ランスは立派な聖堂とシャンパンの本場として有名な街でシャルル・ド・ゴール空港から車で(渋滞がなければ)1時間ちょっとの距離である。このミュージアム、実は 1/1 の実車だけでなくミニカー、ペダルカー、昔の車関連の看板のコレクションが充実していてまさに私のリタイアメントビジネスのためにあるようなミュージアムで非常に楽しい。
1枚目の写真は戦前シトロエン自身が作ったブリキのモデルカーで私も2台売ったことがある。これ以外にも実車とは別の小さな部屋に無数のミニカーがコレクションされている。お国柄フランスのミニカーが多くなかなかのレアモデルもある。2枚めが実車の展示場で多分古い工場を使ったと思う建物で雰囲気は良いが猛烈に寒かった。展示されている車はこれもフランス車が当然多くスーパーカーなどは殆どないが古いフランスの実用車が好きな方にはちょっとした見ものだと思う。
3枚目はペダルカーのコレクションでこれは大いに興味はあるのだが輸送の問題を考えるとなかなか購入には踏み切れず今まで
 販売したことはない(したがって何がどのように値打ちがあるのかはよくわからない)。4枚目の写真はおなじみ昔の看板のコレクションの一部でこれはまさに当方が生業としているものでもありついつい見とれてしまう。ただアメリカの看板に比べヨーロッパの古い看板のほうが全般に相場が高くなかなか手が出ない。イギリスのビューリーのミュージアムやコツウェルズのミュージアムにも古い看板のコレクションがあり古いホーローサインは何処でも人気のようである。ちなみにこのミュージアム、入場料は9ユーロであまり商売気がないらしく昼は12−14時までお休みとなるので要注意である。場所はランスの聖堂からは車で5分程度の距離でオススメである。


2019年11月24日日曜日

ヨーロッパドライブ事情

 先日フランス・リヨンの EPOC AUTO について少し書いた。パリから南に400KM 程度なので移動手段としては飛行機の乗り継ぎ、TGV、あるいはレンタカーとなるが商品買付が主目的の我が身としては電車での移動はほとんど不可能、飛行機の乗り継ぎも荷物の追加運賃や行方不明事件、セキュリーティーチェックを考えるとあまり乗り気にはなれない、ということで大抵の場合はレンタカーを利用している。そこで今回はヨーロッパのドライブ事情を少し書いてみたい。まずレンタカーだが駐車事情が良くないので小さな傷をつけられることが多くレンタカー会社のチェックも厳しいので多少高くても免責ゼロのフルカバーインシュランスに入っておくことを強くお勧めしたい。ナビは事前に申し込めばレンタカー会社で手配できるが1日10ユーロ程度とかなり高価なので私はイギリスで購入したガーミンの英語版でヨーロッパ全土をカバーするポータブルナビを使っている。これは大正解で今まで大きなトラブルはない。
次に厄介なのが有料のフランスの高速道路、日本と同じくETCが普及しているがレンタカーなので一般ゲートに行くことになる。現金で精算するのは面倒なのでカードの絵の書いたゲートでクレジットカードで決済するのが一番簡単なようである。ただカードが一旦機械の中に取り込まれるのでもし出てこなかったら、と少し不安だが今までトラブルはない。スイスは(スイス国内のレンタカーでない限り)国境でまとめて高速道路代を支払ってステッカーを貰う必要がある。はっきり覚えてないが1日の場合3,000−4,000円程度だったように思う
ガソリンスタンド、これは日本やアメリカと少し違い(事前にカードを通すのではなく)自分で勝手に入れて後でお店の中に行ってポンプ番号を言って支払うシステム、治安の悪いヨーロッパでこれで大丈夫かと思うがイギリス、ドイツ、フランスいずれもこのシステムである。高速道路などのセルフスタンドではたいてい言語を選べるが田舎のスタンドではそれがない場合が多くちょっと戸惑うことになる。
スピード制限、ドイツアウトバーンは御存知の通り原則無制限、150Km程度で走っていると200Km以上のとんでもないスピードで抜いていく車がかなりいる。2枚めの写真、私もレンタカーで200Km超えをチャレンジしたがわずかに届かず!! ただマナーはよく追い越しが済んだら一目散に走行車線に戻る。3車線以上の場合トラックは一番内側には出てこないので日本のように延々とトラックの追い越しを待つこともない。フランスは130Km、イギリスは70マイル、いずれも1割程度は黙認、ただドイツとスイスは非常に厳格で10Kmオーバー程度でも捕まるそうで特にスイスは罰金が驚くほど高いそうなので要注意。
ホテル、ヨーロッパ全土に既存のホテルを吸収合併して大きくなった ACCOR ホテルグループがあり予算に合わせて各レベルのホテルが有る。安くあげようと思えば IBIS, あるいは IBIS BUDGET があり場所にもよるが一泊¥5,000−10,000程度、ただアメニティーは何もなく朝食はあるが夜はなにもないので特に郊外の場合は結局車でマクドナルドやフィッシュ&チップスを探すことになる。オススメは中クラスの MERCURE (メルキュール)や NOVOTEL (ノボテル)で早めに予約すればIBIS とあまり変わらない値段で広い快適な部屋に泊まることができる。ここだとレストランやバーもあるので1人でもまともな食事をしやすい。ACCORの予約システムは事前変更可と不可があり当然変更不可のほうがかなり安いが予定がはっきりしないなら変更可でとにかく早めに抑えておくのがオススメである。イギリスはこれとは別にご存知B&Bが全土に展開しておりいいところに当たればIBISよりは遥かに楽しい。ただB&Bはバスやトイレが共用のことが多くそれが嫌なら予約の際によく確認することが必要である。4枚目の写真は毎年ビューリーオートジャンブルに行くときに利用する Mayfair というB&Bで非常に快適、朝ごはんも美味しいが人気で3ヶ月前でも予約が取れないことが多い。
最後に大都市への車の乗り入れだがこれだけは車の中で生活しているような私でも極力避けるようにしている。特にパリは最悪でパリだけの場合はさすがに車ではなくタクシーと地下鉄を使うようにしている。ロンドンも同じで英語なのでパリよりはマシだがわかりにくいことと駐車場難は同じ、そもそも車で行くところではないと認識しておくほうが良い、どうしてもということであれば少し高くても専用駐車場のある中クラス以上のホテルをオススメする。ヨーロッパをレンタカーで旅してみよう、という方に少しでも参考になれば幸いである。



2019年11月22日金曜日

フランスリヨンの エポックオート(epoq auto)

 11月15−17日の週末フランス中央部リヨンのエポックオートにオートモビリアの買付に出かけてきた。パリから南に400Km程度、本来ならフランス国内線に乗り継いで行けば楽なのだが大きなスーツケース2個+小さな荷物2個持っての乗り換えはちょっと厄介(通常ヨーロッパ国内線は荷物1個であとは追加運賃を取られる)なのでパリからレンタカーで移動する。今回の足は3枚目の写真のルノーのエスティマに似たちょっと大きめの車でもちろん快適
 ではあったが特に印象に残るものでもなかった。ちなみにこのサイズでも6速マニュアルで燃費は12−13Km程度だった(ヨーロッパはガソリンが驚くほど高くリッター200円以上する)。エポックオートはレトロモビルを別格とすればフランス最大のクラシックカーショー+オートジャンブルでリヨンのEXPO会場を舞台に3日でまわりきれないほどの出店がある。最近では高くなりすぎたレトロモビルを敬遠してリヨンに重点を移す業者も多いのだとか、レト
ロほどのハイエンドの車は少ないがフランスホットハッチなどはこちらのほうが充実しているように思える。ただ小さな業者の大半はフランス語しか話さないのでフランス語は全くだめの私はもっぱら筆談での値下げ交渉となる。2枚めの写真は日本のオートモビルカウンシルにも出店しているフランスのポスター屋さん。今回は好調だったみたいで来年のオートモビルカウンシルにも出店を予定している。このショーは毎年11月の第2週の週末3日間、リヨンの空港まで乗り継いでいけばあとはタクシーでも十分に行ける距離なので一度訪れて見る価値は十分にある。

2019年10月31日木曜日

代官山で過ごしたウイークエンド


 ”さすらいの寅さん”業で週末ごとに各地のクラシックカーイベントやオートジャンブルにお邪魔しているが先週末の2日間ちょっと楽しい経験をさせていただいた。代官山の蔦谷書店さんからカーウイークイベントの一環として10月26日、27日に同書店の駐車場や通路を利用して展示即売会を開催するので出店しないかと有り難いお誘いをいただき喜んで出店させていただいた。サラリーマンを卒業してはや10年、都会のおしゃれな風景とは全くご縁がなくなっていたがもともと旧山手通り沿いは都内には珍しく比較的車を停めやすい場所でもあり東名に近いこともあって好きなところ、今回も少し奮発してTスクエアー内のおしゃれなカフェの朝ごはんでスタートした。もちろんカーウイークではあるが多分一般のお客様も多かろうと商品も少し工夫してみた。一番上はおなじみ欧米のスーパーのエコバッグ、おかげさまで代官山セレブにも大好評であった。2枚めはアメリカのマクドナルドがコレクター用に限定生産したマックメモリー人形2種、子供の表情が
なんとも可愛いと思いませんか?
3枚め、ご存知テスラ電気自動車のこれは少し大きなバージョン、千葉の某市の導入騒ぎで話題になった車で初めて見たが実物は想像以上に大きかった。
 2日間早朝からとっぷり日が暮れるまで過ごした代官山はそんなわけで大いに楽しんだウイークエンドでした!!最後に親切なスタッフの皆様、色々とお助けいただいて本当に有難うございました。次回を楽しみにしています。

2019年10月25日金曜日

グッバイ メルセデスV280


 ここ数年出店の足としていたメルセデスV280と突然お別れしなければならなくなってしまった。先日千葉のイベントに向かって台風一過、開通したばかりの東名を飛ばしていたら多分台風で多くの小石が路面に残っていたのだろうか、前車の跳ねた小石(大石?)がフロントウインドーを直撃、そのときはあまり気にならなかったがイベントが終わって帰ろうと車に乗り込んだらクラックがかなり成長しているのを発見、慌ててテープで止めて様子を見ていたがその後もクラックの成長は止まらず車の残存価値と修理費用を考えてギブアップを決断した。パワステポンプ交換、エアサスコンプレッサー交換、エアコンコンプレッサー交換予定(部品を取り寄せたところで今回のアクシデント)などトラブルが絶えなかったが一方普通に動いているときはエアサスの効果もあって乗り心地は抜群、低くフラットなカーゴルームなど使いかっても非常に良く僕はこの相棒、結構気に入っていた(だからこそ壊れても壊れても乗り続けたのだと思う)。北海道に自走2回を始め糸魚川3回、金沢2回、輪島、舞鶴、岡山と日本中を駆け巡った相棒であり突然のお別れは少しさみしいがイベントは毎週待ったなしでやむを得ない。次のオーナーが決まっているお別れはいいのだが今回のように解体されるお別れはお葬式のようで車好きとしては本当にさみしい。グッバイV280、たくさんの思い出をありがとう!!


2019年10月14日月曜日

スーパ^アメリカンフェスティバル

大型の台風19合が関東地方を直撃した週末、千葉のハーバーシティ曾我で開催されたスーパーアメリカンフェスティバルに出店させていただいた。東日本各地で多くの方が被災され今も復旧に向けて懸命に努力されており改めてお見舞い申し上げたいと思う。いろんな事があった週末の話題をいくつかーー(土)夜8時20分頃、神奈川県西部にある我が家のあたりを台風の目が通過したようでそれまで荒れ狂っていた風が突然止まって静かになった。それまでは風がどこまで強くなるのか不安だったがこれでピークは過ぎた、と安堵した。この時点では翌日のイベントはお天気はOKでも道路がダメで多分千葉まではいけないだろう、と思っていたが朝7時頃確認するとなんと首都高は全線開通だと、ならば横浜まで行けばなんとかなるかもと246で厚木を目指したら途中で東名も8時開通、とのことで無事千葉までたどり着いた。ただ良いことばかりではなく東名で多分前の車が跳ねた石が
フロントグラスを直撃、そのときはあまり
気にはならなかったが帰りにクラックが10cm以上に大きくなっているのに気が付き取り敢えずテープで押さえて車を捩らないよう最新の注意をしながらゆっくり帰宅するはめになった。たまたまエアコンのコンプレッサーも壊れていて必要な費用を考えるとV280は多分これで廃車になってしまいそうで気に入っていただけにちょっと悲しい気分になった。肝心のイベントは多分エントリーの半分程度は来れなかったのではと思うが台風一過の青い空が印象的だった。2枚めのカマロZ28は20年ほど前にストライプこそ赤だが全く同じ車を数年間所有していたことがあり懐かしかった。手元においておきたかった車ベスト3の中の1台である。



2019年10月12日土曜日

第33回フレンチブルーミーティング

 毎年秋の楽しみの一つが車山で開催されるフランス車の祭典、フレンチブルーミーティング、通い始めて20年、最近の10年はもちろんオートモビリア販売のための”お仕事”だがそれでも毎年毎年プジョー309やシトロエン2CVフルゴネットなどで山登りに挑戦した。2年前に2CVが途中でご機嫌を損ね荷物をベンツV280に積み替えてやってきたのは以前記した。おかげさまで最近は商品が増えて流石にフルゴネットでは積みきれない量となってしまったがそれでも最後まで車と荷物を車載に積んでもと迷っていたが結局諦めてV280での車山詣でとなってしまった。今年はシトロエン誕生100年とか、出店テントのうらに古いシトロエンが並べられたときにはやはりどんな苦労をしてもフルゴネットで来るべきだったとしきりに反省した次第です。
ちなみに今年は開催が例年より2週間ほど速く少し紅葉には早かったが代わりに例年のように冷え込むこともなく1日十分に楽しむことが出来た。1枚目の写真のGSはただのGSではなくなんとロータリーエンジンを搭載したビロトール、しかも動態保存されている世界でも珍しいサバイバー、フルゴネット仲間には新しく白のディアーヌが加わった。友人が62年頃のフルゴネットを手に入れたらしいので来年は更に新しい仲間が加わるかもしれない。今から楽しみである。