2018年10月17日水曜日

シトロエンミュージアム

 先日フランスにアンティークの買い付けに出かけた帰りにシャルル・ド・ゴール空港の近くにあるシトロエンミュージアムを訪問する機会があったのでご報告したい。正確な名称は Conservatoire Andre Citroen と言うらしいがこのミュージアム、あまり多くの来場者に来てほしくないのか訪問には予約がいる。しかもネットで調べても予約の仕方がよくわからない。勇気を出して電話してみたらなんとか英語が通じて取り敢えず予約はできたが次に困ったのがカーナビ
でうまく場所が出てこない。どうやら場所は Andre Citroen 通りのようだが番地がない。そんなこんなでこの近くで1時間以上迷った挙げ句にようやくたどり着いた。どうやらここは昔のシトロエン工場の跡地のようで多分その一角の建物を利用してミュージアムにしているのだと思う。受付に予約の旨を伝えて10ユーロなりを払って中に入ってみるとそこには新旧のシトロエンが所狭しと並んでいて圧倒される。
特に2CVの戦前のプロトタイプや多くのショーモデル、試作車はメーカーのミュージアムならではで見応えがあった。またアミ6やディアーヌ、その派生車種などあまり日本ではお目にかかれないフランスの足車が多くあるのも嬉しい。前述のように予約がいるのがちょっと厄介だがシャルル・ド・ゴール空港からはタクシーでも簡単に行ける距離なのでシトロエンファンには一見の価値アリと思うが事前に住所や地図を十分調べてから行かれるようにおすすめしたい。


2018年10月6日土曜日

レジェンド オブ ラリー 2018

 5日の金曜日、長野県のラリー銀座(乗鞍高原周辺と美ヶ原高原周辺)で4日、5日行われた Legend of the Rally 2018 というイベントを観戦に出掛けてきた。その名の通り1960年代後半から70年代前半のラリー黄金時代にレジェンドたちが1泊2日のコースで競うという催し、これは見に行かない手はない。実はつい数日前に友人にこんなイベントがあるよ、と教えてもらって初めて知ったのだが調べてみると今年が
最後になるようである。
 3枚の写真は当時のSSのいわば3強で一番上はご存知篠塚建次郎、安定感では断然群を抜いていた。今回はギャランではなく一時代前のコルト1000での参戦(三菱ワークス時代は多分この車では走っていないと思う)だった。2枚めはヤビツ峠の主・リトルジャイアント、綾部美津雄選手、27レビンでの華麗な走りは今でも鮮烈に覚えている。つい最近まで現役で活躍されていたので若いラリーファンでもご存知の方は多いと思う。そして3枚目は当時日本最速のSS男として知られた横文こと横山文一
選手、当初多分サニー1000で頭角を現しその後510、更に一時期はスバルワークスにも所属していたと記憶しているがとにかく何に乗っても強烈に早かった。最後の年にドライブしてチャンピオンになったのが240Zだった(2リッターだったかもしれない)。お三方とも当時はいわば雲の上、神様よりも偉い存在で親しく話をさせていただくなぞ恐れ多い感じだったが写真を取らせてもらってもいいですか、と恐る恐るお尋ねしたところ実に気さくに応じてくださった。以前にも書いたが私、その当時静岡でラリーのコース作りやオフィシャルをしていた関係で練習量だけは豊富にあってローカルラリーでは何度か優勝できたがいかんせん運動神経ゼロ、体力常人の半分、資金力なしの3重苦でこれらのレジェンドと戦うレベルまではいけなかったーー篠塚選手とは同じSSで何度か競ったが1分で1−2秒程度の差があった。競技をやっている方ならその差が何を意味するかすぐお分かりと思う。もうちょっとだけ運動神経がよかったら今頃は、とつくづく思う。

2018年9月30日日曜日

フランス、ルーアンのクラシックカーショー

 9月の22−23日の週末フランス・ルーアン(ROUEN) で行われたクラシックカーショーにオートモビリアの買い付けに出かけてきた。あまりメジャーなイベントではないがその分掘り出し物期待、といったところである。今回はフランスの同業者の助けを借りて出店者パスを手に入れたので一般の方が入場する前に会場に入ることが出来てラッキー。ショー自体は予想どうりで高価な車はあまりないが50−70年代のフランス車が多く出品されていて財布の軽い我々には例えばレトロモビルなどよりはるかに楽しめる。この種のショーの楽しみは屋外のパーキング(たぶん古い車は多少の参加費で展示を兼ねてパーキングできるのだと思う)であまり日本に馴染みのないフレンチボーイスレーサー(?)が多くいて屋内の展示よりもこちらのほうが目を引く。やっぱり車は動いてなんぼ、だと改めて思った。本来の目的のオートモビリアの買い付けはどちらかというと部品の取り扱いが多く目的のオートモビリアやヴィンテージモデルカーのお店は正直なところ
あまり多くはなかった。値段の方も
インターネットが普及した
現在では一般的な値段が多く期待したほどの掘り出し物はなかった(そもそも今の世の中で嘘のような値段を期待するほうがおかしい!?)がそれでも現地に出向かないと手に入らないものを多くゲット、大満足でショーをあとにした。ルーアンはパリから西へ約100Km程度の街でシャルル・ド・ゴール空港からレンタカーで2時間程度、あまり大きな街ではないのでパリの町中のように運転は難しくなくフランス車ファンの方は一度トライされても面白いかもしれない




2018年9月17日月曜日

スマート号

 半年ほど前に我が家に15年ほど前のスマート号がやってきた。なぜ半年前の記事が今頃かというと多分新しいオーナーにちょっと駄々をこねてみたのだろう、我が家に来てしばらくして突然エンジンがかからなくなってしまった。いろいろな症状から多分燃料ポンプであろうことはすぐ想像がついたのだがさて燃料ポンプはどこだ(?)と探してみても全く見えない。ネットで色々調べてみるとサービスのためには特殊なボルト

を使ってエンジンを半分下げてーー、と恐ろしいことが書いてある!!そんなこんなでしばらく惰眠を貪っていたが他の足車があちこち壊れて必要に迫られて(そうです田舎生活は車が壊れると成り立たないのです)断然治す決心をした。そこでエンジンを下げるボルトを探すべくもう一度ネットを見ていたら燃料ポンプはエンジンを下げなくても燃料タンクを下げればアクセスできる、との記事を発見、そこでトライしてみたらアンダーカバーを外すのに多少手こずったがその後は特に大きな問題もなく無事燃料ポンプにアクセス出来た。中古の燃料ポンプを購入して交換したら見事一発始動、ちょっと嬉しかった。正直なところ1949年型の私にはこの年代の車は守備範囲外でどんなエンジンかもよく知らないがどうやら3発でターボが付いているらしく上り坂でも軽らしからぬパワーがもりもりと湧いてくる。細い大径タイヤも良い乗り心地に貢献しているのだろう。2人乗りと割り切っているためシートは立派で安っぽい感じがしないのも良い。唯一興ざめなのが出来の悪いオートクラッチでマニュアルにしてもオートマにしても繋がりがスムースでない。これが普通の5段マニュアルだったらどんなに楽しいだろうと思う。信頼性は未知数だが僕はすっかりこの車が気に入ってしまった。高速でも軽らしくない走りで遠距離も苦にならないし駐車場探しはお手の物、しばらくはおじさんの足車として活躍しそうに思う。


2018年9月9日日曜日

2馬力もうすぐ復活

 数ヶ月前に2CVのトラブルがプラグが原因だったことは書いた。その際せっかくばらしたので以前から気になっていたところをいろいろと整備することにした。全く効かなかったハンドブレーキはばらしてみるとパッドが全く無くなっていたので交換、一緒に本来のブレーキのディスクパッドも交換しエンジンマウントも頑張って交換することにした。これは新しいマウントがなかなか入らず2-3日悪戦苦闘したがなんとか組み上げた。錆びて穴が空いていたセンターマフラーも交換しこの際キャブもジェット類の掃除やフロートのレベル調整をしとりあえずこれでエンジンが掛かって走れる状態にはなった。この状態でウインカーがつかない以外は走行には支障ないので庭の中でテスト走行程度は可能である。2CVは想像されるよりは各部へのアクセスが大変なのでフェンダーを取り付ける前にできるだけ各部の調整を終えておくのが望ましい。キャブの調整が効いたのかエンジンはすこぶる好調で600CC とは思えない力が出る。あと数日で路上復帰の予定、うまく行けば9月16日富士スピードウエイで行われる古いヨーロッパ車のイベントに間に合えばと思っている。

2018年9月4日火曜日

糸魚川 日本海クラシックカーレビュー

 ふと気がつくと前回の投稿から早くも半年が経過してしまった。ちょっとだけ言い訳をさせていただくと実はいまホームページのアップデートに取り組んでいてそれが完成したら今度こそ頑張ってブログをと思っていたのです。ところがプロジェクトが完成に近づくにつれわかってきたのだがどうやらブログは今のものがそのままリンクで引き継がれるらしく新しいホームページに6ヶ月もサボったブログではこれはまずい、と急遽再開したわけです。
日本海クラシックカーレビューはもちろん大昔から気になっていたのだが9月の第1週の週末はイギリスのビューリーオートジャンブルと重なってしまい諦めていたのだが昨年初めて参加させていただいたが参加車の質の高さと多くのギャラリー、見事な運営に深く感銘し今年もビューリーを諦めて参加させていただいた。この時期の日本海側は晴れたらフェーン現象で猛烈に暑いか秋雨前線の影響で雨、のどちらかと聞かされていたがそこは究極の晴れ男、お天気
の神様とタフな交渉の結果見事秋雨前線を日曜だけ下げさせることに成功(関東地方の方、すみません!!)、素晴らしい天気に恵まれた。お客様がひっきりなしでほとんど車を見ることが出来なかったのが残念だが大満足の1日、ハッピーな気分に満たされて糸魚川をあとにした。ふと気がついたが私の住む神奈川県西部と糸魚川はまっすぐ北に一直線、で意外と近くガソリン満タンで無給油でお釣りが来るほどだった。

2018年3月2日金曜日

2馬力ご乱心(?)


昨年の秋、フレンチブルーに出かける途中、中央高速長坂インター手前で2CVが突然パワーダウン、しばらく走行しているうちに症状はだんだん酷くなりインター手前100m程でついに息絶えてしまった。我が家にやってきてから数年、大した整備もせずに酷使してきた報いかフレンチブルー3度目の挑戦にしてついにリタイアとなってしまった。片肺になってしまったがエンジンは回る、さらに路肩で息絶える直前まで動いていた(つまり電気とガスは
OK)ことから路肩ですぐ治るようなトラブルでは無い、と判断して車載で帰還、フレンチブルーの出店はたまたま家にいた娘にベンツ280Vで救援に来てもらい荷物を載せ替えて無事終了した。でトラブルは何か、ということだがエンジンは回る(焼き付きではない)、だんだんとパワーがなくなって最後は片肺になった、ということからピストンリングが1本折れたのでは、と推定した。友人からあとバルブの可能性も
あるね、とも教えられた。以来数ヶ月、惰眠を貪っていたが春のイベントシーズンも近づいてきてやっと重い腰を上げてバラシ始めた。この車、順を追ってバラしていけばどこにでも手が届くようにはなるがそこに至るまでが結構大変で時間がかかった。やっとの思いでヘッド、ライナーを抜いてみると(そうです2CVはヘッドとライナーが抜けるのです)、あれれ?ピストンとリング、バルブはなんともないではないか!?そこでもう一度抜いたプラグをよく見るとなんと中心電極が陥没しているのが見つかった。つまり最初少し陥没して多少ミスファイア気味になり無理して乗っている間に陥没が進み片側シリンダーが完全に死んでしまった、ということ。医者の不養生、という言葉があるが、そうです私、もとスパークプラグ屋なんです!! 人生思い込みはいけません、基本どうりスパークプラグから点検していれば5分で治ったトラブルでした。まあせっかくここまでバラしたので幾つかの部品をこの際交換してリフレッシュすることにしました。はい、何事も前向きに考えましょう!!