2018年9月30日日曜日

フランス、ルーアンのクラシックカーショー

 9月の22−23日の週末フランス・ルーアン(ROUEN) で行われたクラシックカーショーにオートモビリアの買い付けに出かけてきた。あまりメジャーなイベントではないがその分掘り出し物期待、といったところである。今回はフランスの同業者の助けを借りて出店者パスを手に入れたので一般の方が入場する前に会場に入ることが出来てラッキー。ショー自体は予想どうりで高価な車はあまりないが50−70年代のフランス車が多く出品されていて財布の軽い我々には例えばレトロモビルなどよりはるかに楽しめる。この種のショーの楽しみは屋外のパーキング(たぶん古い車は多少の参加費で展示を兼ねてパーキングできるのだと思う)であまり日本に馴染みのないフレンチボーイスレーサー(?)が多くいて屋内の展示よりもこちらのほうが目を引く。やっぱり車は動いてなんぼ、だと改めて思った。本来の目的のオートモビリアの買い付けはどちらかというと部品の取り扱いが多く目的のオートモビリアやヴィンテージモデルカーのお店は正直なところ
あまり多くはなかった。値段の方も
インターネットが普及した
現在では一般的な値段が多く期待したほどの掘り出し物はなかった(そもそも今の世の中で嘘のような値段を期待するほうがおかしい!?)がそれでも現地に出向かないと手に入らないものを多くゲット、大満足でショーをあとにした。ルーアンはパリから西へ約100Km程度の街でシャルル・ド・ゴール空港からレンタカーで2時間程度、あまり大きな街ではないのでパリの町中のように運転は難しくなくフランス車ファンの方は一度トライされても面白いかもしれない




2018年9月17日月曜日

スマート号

 半年ほど前に我が家に15年ほど前のスマート号がやってきた。なぜ半年前の記事が今頃かというと多分新しいオーナーにちょっと駄々をこねてみたのだろう、我が家に来てしばらくして突然エンジンがかからなくなってしまった。いろいろな症状から多分燃料ポンプであろうことはすぐ想像がついたのだがさて燃料ポンプはどこだ(?)と探してみても全く見えない。ネットで色々調べてみるとサービスのためには特殊なボルト

を使ってエンジンを半分下げてーー、と恐ろしいことが書いてある!!そんなこんなでしばらく惰眠を貪っていたが他の足車があちこち壊れて必要に迫られて(そうです田舎生活は車が壊れると成り立たないのです)断然治す決心をした。そこでエンジンを下げるボルトを探すべくもう一度ネットを見ていたら燃料ポンプはエンジンを下げなくても燃料タンクを下げればアクセスできる、との記事を発見、そこでトライしてみたらアンダーカバーを外すのに多少手こずったがその後は特に大きな問題もなく無事燃料ポンプにアクセス出来た。中古の燃料ポンプを購入して交換したら見事一発始動、ちょっと嬉しかった。正直なところ1949年型の私にはこの年代の車は守備範囲外でどんなエンジンかもよく知らないがどうやら3発でターボが付いているらしく上り坂でも軽らしからぬパワーがもりもりと湧いてくる。細い大径タイヤも良い乗り心地に貢献しているのだろう。2人乗りと割り切っているためシートは立派で安っぽい感じがしないのも良い。唯一興ざめなのが出来の悪いオートクラッチでマニュアルにしてもオートマにしても繋がりがスムースでない。これが普通の5段マニュアルだったらどんなに楽しいだろうと思う。信頼性は未知数だが僕はすっかりこの車が気に入ってしまった。高速でも軽らしくない走りで遠距離も苦にならないし駐車場探しはお手の物、しばらくはおじさんの足車として活躍しそうに思う。


2018年9月9日日曜日

2馬力もうすぐ復活

 数ヶ月前に2CVのトラブルがプラグが原因だったことは書いた。その際せっかくばらしたので以前から気になっていたところをいろいろと整備することにした。全く効かなかったハンドブレーキはばらしてみるとパッドが全く無くなっていたので交換、一緒に本来のブレーキのディスクパッドも交換しエンジンマウントも頑張って交換することにした。これは新しいマウントがなかなか入らず2-3日悪戦苦闘したがなんとか組み上げた。錆びて穴が空いていたセンターマフラーも交換しこの際キャブもジェット類の掃除やフロートのレベル調整をしとりあえずこれでエンジンが掛かって走れる状態にはなった。この状態でウインカーがつかない以外は走行には支障ないので庭の中でテスト走行程度は可能である。2CVは想像されるよりは各部へのアクセスが大変なのでフェンダーを取り付ける前にできるだけ各部の調整を終えておくのが望ましい。キャブの調整が効いたのかエンジンはすこぶる好調で600CC とは思えない力が出る。あと数日で路上復帰の予定、うまく行けば9月16日富士スピードウエイで行われる古いヨーロッパ車のイベントに間に合えばと思っている。

2018年9月4日火曜日

糸魚川 日本海クラシックカーレビュー

 ふと気がつくと前回の投稿から早くも半年が経過してしまった。ちょっとだけ言い訳をさせていただくと実はいまホームページのアップデートに取り組んでいてそれが完成したら今度こそ頑張ってブログをと思っていたのです。ところがプロジェクトが完成に近づくにつれわかってきたのだがどうやらブログは今のものがそのままリンクで引き継がれるらしく新しいホームページに6ヶ月もサボったブログではこれはまずい、と急遽再開したわけです。
日本海クラシックカーレビューはもちろん大昔から気になっていたのだが9月の第1週の週末はイギリスのビューリーオートジャンブルと重なってしまい諦めていたのだが昨年初めて参加させていただいたが参加車の質の高さと多くのギャラリー、見事な運営に深く感銘し今年もビューリーを諦めて参加させていただいた。この時期の日本海側は晴れたらフェーン現象で猛烈に暑いか秋雨前線の影響で雨、のどちらかと聞かされていたがそこは究極の晴れ男、お天気
の神様とタフな交渉の結果見事秋雨前線を日曜だけ下げさせることに成功(関東地方の方、すみません!!)、素晴らしい天気に恵まれた。お客様がひっきりなしでほとんど車を見ることが出来なかったのが残念だが大満足の1日、ハッピーな気分に満たされて糸魚川をあとにした。ふと気がついたが私の住む神奈川県西部と糸魚川はまっすぐ北に一直線、で意外と近くガソリン満タンで無給油でお釣りが来るほどだった。