2016年6月29日水曜日

有明 蚤の市


真冬を除いて毎月1回基本的に第4日曜日にお台場ビッグサイト前の有明プロムナードで有明蚤の市が開かれている。自動車関連ではなく一般のアンティークフレアマーケットなので必ずしも当方の得意分野ではないが便利な場所で雰囲気も良いお気に入りイベントの一つである。暑くなく寒くなく梅雨の合間にほぼ完璧なイベント日和となった先週の日曜日、数ヶ月ぶりに出店させていただいた。通常スワップミートやフレアマーケットは早朝から1−2時間が勝負なのだがここは場所柄か早朝よりも昼前後から夕方の方がよく売れる。以前はよく2CVフルゴネットで頑張って出かけていたがついつい楽チンな方に流れてしまい今回はメルセデスV280での出店。最近気がついたがこのV280、とにかく背が高く側面が平面なので絶好のディスプレイ棚となり特に風が強いところではテントにぶら下げるよりもはるかに風に強く具合が良い。今回は特に一般のお客様が多いということもあってアメリカのスーパーのエコバッグを多く展示してみた。今でこそ Trader Joe's や Whole Food's などアメリカの高級スーパーのエコバッグはネットでも多く販売されているがこれを日本でイベント販売を始めたのは多分当方が最初であろうと自負している。
次回は7月24日だそうでビッグサイトではクラフト市が開かれるそうなので多くに人で賑わいが予想されている。ぜひ一度お出かけいただければ幸いである。

2016年6月22日水曜日

石和温泉は暑かった!!



先週の週末(土)(日)の2日間、山梨県の石和温泉で行われたクラシックカーミーティングに出店させていただいた。昨年は空調のある屋内で快適だったが今年は会場が変更されて温泉街の真ん中にある足湯広場周辺での開催らしい。例年梅雨の真っ最中の開催なのだがこのミーティング、どうやら強力な晴れ男がバックにいるらしく猛暑の記憶は鮮明にあっても2日間を通して雨に祟られた記憶はあまりない。今年もどうやら晴れ男が活躍しすぎたようで(土)は今年一番の猛暑とか、甲府近辺は34度を記録したらしい。オーバーヒート対策が必要なのは古い車だけではなく、我々のような”古い”人間もしかりでなんとかうまくクールダウンする方法を考えていたら仲間からうまい話を聞き込んだ。会場から歩いて5分ほどのところにワイナリーがあり工場見学もワインの試飲も無料(!!)、そうだワイナリーなら涼しいに違いない、と交代でここに”避難”することにした。最近は日本のワインも美味しいものが多く作られていると聞く。赤い顔をしてモノを売るのもまずいので多くは飲めないが1種類だけ有料試飲で辛口のスパークウィングワインを試したらこれがなかなか美味かった。ワインだけではなくここ笛吹市は桃やぶどうの本場、桃はまだ少しタイミングが早いが帰りの道路沿いで美味しそうなのを見つけるとついつい立ち寄って購入、ものを売りに来たつもりがまんまと敵(?)の策略にはまって色々と買い物をして大満足で帰宅することとなった。主催者の皆様、暑いなかご来店いただいたお客様、古い車で参加された皆様、本当にご苦労様でした。フレンドリーなこのミーティング大好きです、来年も必ず参加させていただきます。

2016年6月15日水曜日

Cox スロットカー


我々団塊の世代のクルマ好きなら誰しも一度は経験したに違いない遊びがスロットカーレース、6−8コース程度の溝を切った全長20−30メートル程度のコースをモーターを取り付けたスロットカーが走りコントローラーでスピードをコントロールしてコースを飛び出さない範囲でできるだけ早く走らせるのだが慣れてくるとテールを適度に滑らせながらドリフト姿勢で高速コーナーを抜けることができる様になる。当時はいわゆるスポーツカー黄金時代でフェラーリやフオードGTからデイトナコブラに至るまでありとあらゆるクルマが走り回っていて 1/1の実車など夢のまた夢であった自動車小年の心を熱くした。当時国産のモデルも出始めていたがまだ主力はレベルやモノグラムのアメリカ勢、モノグラムのモデルは出来が良いものの価格もレベルの3倍程度してポケットの軽い少年にはなかなか手が出なかったのを覚えている。当時の最高級モデルが写真に示すCOX製でなんとシャシーとホイールにはマグネシウム合金が使われサイドワインダーと呼ばれるモーターからギアを介して直接後輪を駆動する方式を取っている。写真はそのCOXスロットカーの中でも人気の高いシャパラル2Aと2Dである(これ以外にもテールウイングが稼働する2Eがある)。テキサスの石油王ジム ホールが情熱を燃やしたシャパラルはまさに独創性の塊の様なレーシングカーで今ではバックにGMがついていたことも知られているがたった1台で(2Aの頃は2台出場することもあった)フオード軍団やフェラーリ、マクラーレン、ローラなどのヨーローッパ勢に猛然と襲い掛かる姿は何よりもかっこよかった。年をとると少々の物事に感激しなくなるが数年前ラグナセカで現存するすべてのシャパラルとジム ホールを間近に見たときは鳥肌が立つほどの感激を味わったのを思い出す。

2016年6月7日火曜日

SHCC 大磯ジムカーナ



6月5日雨の大磯ロングビーチで行われたSHCC ジムカーナに出店させていただいた。以前はジムカーナ参戦と出店の2刀流で頑張っていたがここ数回は愛機FIAT850クーペがガレージでお昼寝中ということもあってもっぱら”アンティーク屋のおやじ業”に専念、お客様から”あれ(?)、今回は走らないの、とお声をかけていただく度に”はい、車が準備できていないので、等々、苦しい言い訳に終始している。わたし、これでもAクラスで過去に2度ばかりお立ち台の真中に立ったこともあるのだが最近は周りのライバルがどんどん早くなってきて今出走しても”その他大勢”の中に埋もれること必至、自らの努力不足を棚に上げ”もう少し競争力のある車がないかなー”などと考えている。
午後からは雨も上がって(午後は商売の方も暇なので)ジムカーナの観戦を楽しんだ。各クラスともトップを争うドライバーの腕前は相当なもので見事なスピンターンや360度ターンなどとても真似の出来そうにない名人芸を次々と披露してくれる。
話は変わるがSHCCミーティングの楽しみの一つはこの世界で活躍をされている多くの名士とお目にかかれることで小さなクラブミーティングの特権で本来は”雲の上におられる”方々と親しくお話をさせていただけること、2枚目の写真は多くの雑誌に執筆されている古い車とおもちゃの大権威O氏(当店のお客様でもある)、3枚目は我々の年代のレースファンにとってはそれこそ”泣く子も黙る”元マツダワークスドライバーのY氏である。ちょっとだけミーハー精神を発揮して記念撮影をお願いしてみたら快くOKをいただきちょっと幸せな午後でした。

2016年6月4日土曜日

天竜春野町 K's Road ミーティング


少し時間が経ってしまったがすっきりと晴れた5月最後の日曜日、天竜春野町で行われた K's Road ミーティングに出店させていただいた。K's Road とは日本を代表する名車フェアレディZの生みの親でありアメリカにおけるダットサンの地位を築いた片山 豊氏の出身地にちなんだもので多くのクラシックカーとは別に歴代のZカーも多く参加していた。今回初めて参加させていただいたが驚いたのはその参加者の質の高さでバラエティーに富んだ十分に見ごたえのある名車が多く参加していた。当日はたまたま好天に恵まれたこともあり緑の芝生に色とりどりのクラシックカーが美しく映えていて久々に商売を忘れて旧車見学を楽しんだ。お客様も多彩で家族連れから日本のクラシックカーのトップクラスのイベントに出ておられる方まで楽しいお話をお伺いすることができ充実した1日を楽しむことができた。運営もスムーズで申し分なし、来年はぜひ2CVフルゴネットで出店と車両展示を兼ねて参加させていただきたいと
思っている。