2011年5月20日金曜日

ポーター君、こんにちは



ツインゴと入れ替わりにやってきたかわいい車とは昭和59年生まれ、御年29歳のマツダポーター君、サブロク世代の少し後、肺活量550ccのかわいいやつである。所々年相応のヤレはあるがなかなかどうして元気いっぱい、懐かしいチョークをうまく作動させればエンジンは常に一発で始動、4段ミッションを操って快調に走る。ちょっとエンジンを見てみると型式G23Bとあり三菱製の550ccのようで懐かしい2気筒の振動と音を楽しむ事が出来る。2重丸は何と言ってもかわいい外観(そうです、これも丸目です)とセンスの良い色、オリジナルカラーではなく何でも美術学校の生徒たちの秀作とか、白ばっかりの今の軽トラのメーカーのデザイナーさんにお見せしたいようなナイスカラーである。 あと数年頑張れば晴れてクラシックカーイベントからご招待状も来そうだし何よりも少食で働き物、これで農作物の運搬から来年の薪の手配までバッチリ、何となく得したようで”ちっちゃな幸せ”気分である。

2011年5月17日火曜日

グッドバイ ツインゴ!!



2年余り文字どうり足車兼農耕車として東奔西走の活躍をしてきたツインゴが縁あって友人の元に嫁ぐことになった。ロクに洗車もしてもらえず、整備と言えば壊れた時だけ、と言う状態であったがちょこっとパワーウインドやディスビのキャップで駄々をこねたもののアキレス腱ともいえるイージーシステムは5万キロを超えてなお健在で本当に良く尽くしてくれた。チャーミングポイントは美しくちょっとオシャレなブルーの色、小さな外観から想像も出来ないくらい広い室内、ソフトでしなやかな乗り心地等々あげればきりがない。唯一の欠点が10万キロ以内には必ず(!?)壊れると言われる自動クラッチイージーシステムで(名誉の為に付け加えるとシステムの出来は非常に良く問題は耐久力のみ)これさえなければFIATパンダ(もちろん初代の)と共にビートル、ミニに匹敵するヨーロッパミニカーの最高傑作と評したい。すっかり気に入っていたので本当は嫁がせるつもりはなかったのだが(その証拠に先日部品取りの車を手に入れたばかり)かの友人からある日電話がかかってきて”丸目で小さく可愛くって乗り心地の良い車を探してるのですがーー”とのこと、これ簡単そうでかなりの難問と思いきやまさにツインゴの為にあるような条件ではないか!! 幸いこの手の古いヨーロッパ車につき物のトラブルについては十分理解のある方であり(多分明日イージーシステムが壊れてもくじけない)、是非にということもあり結局ツインゴの幸せを考えて嫁がせることと相成った。しかもうれしいことにちょっとユニークな下取り車が付いてくるという”おまけ”まであったがそれについてはまた日を改めて書こうと思う。ちょっと淋しくなったので上述した部品取り車(目下イージーのトラブルで不動)を復活させようかと真剣に悩んでいる。

2011年5月7日土曜日

OTオートモビリアとFIATパーツのページをアップデートしました


多忙にかまけて(と言うのは言い訳で本当は面倒で)長らくサボっていたOTオートモビリアと古いFIATの部品の商品ページを強力な助っ人のたすけを得て数カ月ぶりに更新、オートモビリアには最近取り扱いを始めたブリキのおもちゃのコーナー”Tin Toy”も新設した。おかげさまで某オークションとイベントでの売れ行きが良くどうしてもマイナーな自分自身のホームページが後回しになってしまうのが悩みだがこうして久しぶりに見てみるとずいぶん前に売れてしまっているものが掲載されていたりよくぞ今までお客様に御迷惑をおかけしないですんだものだと安堵している(それだけホームページ経由では売れてないということ!!)。 今後助っ人のたすけを得て毎日更新してゆく予定、こちらは意志の弱さではだれにも負けない私と違ってたぶん(?)大丈夫のハズなのでときどき覗いてみていただければ幸いである。 写真は新しくオープンしたTin Toyのコーナーから50-60年代のバンダイとヨネザワの物を拾ってみた。ちなみにサンタクロース好きは今に始まったことではなくかれこれ30年色々なサンタを集めている。

2011年5月6日金曜日

4週連続の週末イベント出店


4月の17日大磯ロングビーチスワップミートから4週連続の週末出店が続いている。 4月23日の日曜日は老舗の横浜おもちゃのワンダーランド、4月30日、5月1日は2日間長野のノスタルジックカーショー、そして今週の週末は再び大磯ロングビーチのスワップミートである。1枚目の写真はワンダーランドの出店風景、少しづつお客様の好みとピントが合ってきたようでここのところ売り上げも悪くはないがここにはすごいお客様がいっぱいで、まだまだ出店の度に勉強することが山のようにある。今回も鉄道はやらないの(?)の声に押されて少しアメリカのアンティーク鉄道モデルを研究してみようかと考えている。そのうちこのコラムに登場させるのでその際はまたいろいろとお教えを請いたいと思っている。 2枚目は長野のMウエーブで行われたノスタルジックカーショーでの出店風景。長野は遠い印象があるが我が家からは足の速い車なら3時間ジャスト、そんなに苦になる時間ではないし何より雪に覆われた南アルプス、北アルプスを見ながらのドライブは悪くはない。出店料も安く場所も広いのでお奨めと思う。ノスタルジックカーショーでは毎回古い発動機の運転会が行われるが今回は発動機愛好家に古いスパークプラグを紹介してみた。大半の古い発動機は1/2 インチ管用ネジの取り付けネジを用いたスパークプラグを使用する。たまたま古いT型フオードがこのネジを使用しており当時の純正プラグがチャンピオンX、T型フオードの成功と共にチャンピオンを世界No1のプラグメーカーに押し上げた名作である。3枚目の写真がその中でも最初期1910年前後のチャンピオンXである。発動機愛好家の皆様はこのネジのプラグの入手に苦労されていたようで持って行ったプラグはあっという間に完売してしまった。次回はもう少しきっちりと準備をして出かけたいと思っている。