2012年7月30日月曜日

横浜おもちゃのワンダーランド


29日暑い日曜日、横浜のおもちゃのワンダーランドに出店してきた。これはエアコンの効いた室内イベントなので暑さも雨も関係なく快適である(早い話がエアコンなどとは無縁のわが家にいるよりよっぽど快適なのです)。毎度のことであるが日本のおもちゃの権威は皆さん集まってあられるようでそういった方々に直接お話しをお伺いできるだけでも新米アンティークショップのおやじとしては光栄である。最初はお客さまのレベルが高すぎてあまり売れなかったが回を重ねるうちに商品がマッチングしてきたのかここ2-3回はおかげさまで売れ行きも好調で他のお店を見に行く時間がなくなってきたことが残念である。今回は初めての試みとして第1回ワンダーランドオークションが何と御大U氏自らがマイクを握って会場の片隅で行われた。写真はその風景。名だたるコレクターの方や海外からのバイヤーに交じってFIATおじさんも2点ばかりゲットしたが”危ない、アブない”、ミイラ取りがミイラになりそう”、まあ自分も某オークションでアンティークを売っている訳で日本経済の為(?)にはたまに熱くなって衝動買いするのもいいかもね、と納得したり、楽しいオークションでした。今後のワンダーランドの目玉イベントになりそうな気がする。次回は12月、お楽しみに

2012年7月25日水曜日

アバルトOT1000エンジン

 数ヶ月前になるが御殿場の自動車屋さんから突然電話があった。”ホームページを見たけどおたくFIAT850が得意そうだけどうちに車検証の排気量が0.98L(!!)になっているFIAT850クーペの動かないのがあるけど引き取ってくれない?” とのお申し出。 排気量0.98LのFIAT850って、あの幻のOT1000でないの? 興奮を気づかれないように(?)冷静を装ってそれでは近日中に一度見に行きますから、と返事をしたもののこれはほかの人に持っていかれたら一生の後悔、と翌日すぐに見に行った(20年近く前と思うがカーマガジンにOT1000売りたしの広告が出てすぐ電話したが売れた後だった苦い経験がある)。ボディは残念ながらOT1000ではなく初期型のクーペ、しかも“土に帰る準備”が十分に出来ていてあと5年早く連絡をくれたら、という状態、エンジンもそもそも回転するかどうかも確認できなかったが先方希望の価格もリーゾナブルだったし外から見える本物のアバルトオイルパン、アバルトマフラー、専用のキャブ等だけで気分は上の空、その場で購入に踏み切った。以来数カ月、最近ガレージが1台分空いたので暑い毎日であるが断然決心をしてエンジンを降ろす準備を始めたところである。写真が現状で補給類はほぼ取り外し、あとドライブシャフトを外せばめでたくエンジンとミッションは降りるので2-3日の内には幻のOT1000のエンジン(と信じている!!)をじっくり検証できるようになる予定である。乞うご期待!! 真夏の夜の夢が正夢であることを願っている。ちなみにリアについているOT1000のエンブレムはどうやら本物らしい。

2012年7月23日月曜日

SHCC 七夕ラリー参戦記

またまた少し古い話で恐縮ながら7月7日七夕の夜に行われたSHCC七夕ラリー参戦記である。そもそも良い成績であればすぐに喜んで投稿するところを今まで放っておいた、ということは結果はご推察の通りである。SHCCのラリーはXXメートルを何秒で走れ、という一般的なクラシックカーイベントのあれと違って本格的なタイムラリーで非常に面白く、元々ラリー屋の当方、過去に2連覇した事もあり一番楽しみにしているイベントでもある。 例によって泥縄式に前日になって愛車FIAT850の点検を始めたところライトの下向きが点かない、ナイトラリーにとってこれは致命傷、そこで急遽車検の切れているEタイプの仮ナンバーを手配して参戦となった。実は今回は夏風邪をひきこんで微熱と悪寒、鼻水は垂れ流しとコンディションは最悪だったがラリーでいい成績を取れば風邪なんぞは逃げて行ってしまうだろうと本気で信じていた。ところがである、なんということかそもそもスタート時間が(足し算を間違えて!?)1分違っていたらしい。加えてミスコース3回(!!)、これでは優勝はおろか上位入賞なんか出来るわけがない。断わっておくが決して素人がやっているのではない、その昔、当時の全日本クラスのラリーで(下の方ではあったが)シードを貰えたラリーのベテランがやってこのざまである。本当に悔しいが全て自分のミスなのでしょうがない。待ってろライバル、次回雪辱を期す!!ちなみに途中から雨が降り出し気温は急降下、風邪はどこかに行ってしまうどころか一層悪化してその後数日間苦しむことになってしまった。 みなさん夏風邪を侮らないで早めに直しましょう。 写真はEタイプ ラリースペシャルで大きな時計と多少の雰囲気を狙って当時の鉄道時計をつけてみた。これにハルダのツインマスターとバトラーのフレキシブルライトが付けば雰囲気だけはバッチリと決まる。