2017年7月9日日曜日

プジョー204

 私、ペンネームはFIATおじさん、ということになっているがどうも最近我が家にやってくるのは古いフランスの大衆車が多い。今回はその中でも今や間違いなく絶滅危惧種と思われるプジョ−204をご紹介したい。私、古い捨てられそうになっている車を見つけるとついつい引き取ってしまう悪い癖があり(そんなことをやっているからいつまでたっても福沢諭吉君とお友達になれないのもわかっています)最近引き取ってきた車だが60年代のピニンファリーナデザインのプジョー”2”シリーズで1,100cc のエンジンが載っているのでシトロエンのGSやルノーキャトルあたりがライバルであろう。フランス車がインターナショナル化する以前のデザインで同世代のピニンファリーナデザインとしては我が410ブルーバードやセドリックがあるが410は当時の発展途上国(?)スタイルにモディファイされてしまったのに対し多分これがピニンファリーナが表現したかったスタイルではないかと思う。たっぷりしたサイズの赤いシートなど
まさにフランス車、お洒落です。こうしてみると程度は良いように見えるが床は穴があき始めていてレストアするには”今ならギリギリセーフ”といった感じ。某誌のキャッチをお借りすれば”100ドロ”中級編、といったところか、もし誰も引き取り手がなければ自分でとりあえず動くところまでは、とは思っているができればどなたか古いフランス車のエキスパートが引き受けてくださればその方がはるかに効率的と思う。動くようになればこの秋の”車山のヒーロー”になることは間違いないと思います。ちなみに取りに来ていただけるなら価格は20万でかなりの部品が付いています。もしご興味のある方は090−2406−6030、戸井までご一報ください(ちなみに奥に写っているツインゴも嫁ぎ先を探しています。マニュアルミッションです)