2019年12月9日月曜日

Mooneye Hot Rod & Custom Show で見つけた珍車(?)


 12月1日は当社オートモビリア販売にとっては年間を通じて最大のイベント、横浜 MOONEYE 主催の Hot Rod & Custom Show である。ネットでの申込みが開始から1−2分で一杯になってしまう人気イベントでここ数年はウエイティングの末ギリギリで参加OKとなっていたが今年は久しぶりにネットでの申し込みに成功、落ち着いて準備することが出来た。例年通り広い横浜パシフィコが一杯になるすごい数の来場者だったが主催者、参加者共にフレンドリーかつプロフェッショナルで朝8時から夕方5時までの長丁場を気持ちよく楽しむことが出来た。相変わらずの見事なホットロッドやカスタムバイクは多くの写真が出回っているのでここではちょっとへそ曲がりながら思わず”にやっ”とした出展車をご紹介したい。1枚目はなんとシトロエンのHバン、実はこの車一時期正規に輸入されていたことがありオートモビリアを売る身としてはぜひ足車にしたい1台である。
2枚めはこれもこのショーらしくないスプリジェット、ただいかにもアメリカ西海岸で走っていそうな実にいい雰囲気の仕上げでオーナーのセンスの良さが感じられた。3枚目は会場の真ん中にあるモデルカーの展示コーナーの 一コマで60年代のアメリカ車をプラモデルや当時のプロモカーをベースにプロ(アマチュアの集まりとのことでしたが腕前は完全にプロ級)が見事に仕上げた車たちは一見の価値大いにあり、思わず商売を忘れて見とれてしまった。ちなみに写真の車は61か62年のビュイックあたりだろうか? 実はこのコーナーは毎年あるのだそうだが悲しいことに(?)売る方のあまりの忙しさに今まで気が付かなかった。


2019年11月29日金曜日

フランス ランス (Reims) のクラシックカーミュージアム

 以前にも簡単に書いたがフランスのランス (Reims) にちょっと興味深いクラシックカーミュージアムがある。ランスは立派な聖堂とシャンパンの本場として有名な街でシャルル・ド・ゴール空港から車で(渋滞がなければ)1時間ちょっとの距離である。このミュージアム、実は 1/1 の実車だけでなくミニカー、ペダルカー、昔の車関連の看板のコレクションが充実していてまさに私のリタイアメントビジネスのためにあるようなミュージアムで非常に楽しい。
1枚目の写真は戦前シトロエン自身が作ったブリキのモデルカーで私も2台売ったことがある。これ以外にも実車とは別の小さな部屋に無数のミニカーがコレクションされている。お国柄フランスのミニカーが多くなかなかのレアモデルもある。2枚めが実車の展示場で多分古い工場を使ったと思う建物で雰囲気は良いが猛烈に寒かった。展示されている車はこれもフランス車が当然多くスーパーカーなどは殆どないが古いフランスの実用車が好きな方にはちょっとした見ものだと思う。
3枚目はペダルカーのコレクションでこれは大いに興味はあるのだが輸送の問題を考えるとなかなか購入には踏み切れず今まで
 販売したことはない(したがって何がどのように値打ちがあるのかはよくわからない)。4枚目の写真はおなじみ昔の看板のコレクションの一部でこれはまさに当方が生業としているものでもありついつい見とれてしまう。ただアメリカの看板に比べヨーロッパの古い看板のほうが全般に相場が高くなかなか手が出ない。イギリスのビューリーのミュージアムやコツウェルズのミュージアムにも古い看板のコレクションがあり古いホーローサインは何処でも人気のようである。ちなみにこのミュージアム、入場料は9ユーロであまり商売気がないらしく昼は12−14時までお休みとなるので要注意である。場所はランスの聖堂からは車で5分程度の距離でオススメである。


2019年11月24日日曜日

ヨーロッパドライブ事情

 先日フランス・リヨンの EPOC AUTO について少し書いた。パリから南に400KM 程度なので移動手段としては飛行機の乗り継ぎ、TGV、あるいはレンタカーとなるが商品買付が主目的の我が身としては電車での移動はほとんど不可能、飛行機の乗り継ぎも荷物の追加運賃や行方不明事件、セキュリーティーチェックを考えるとあまり乗り気にはなれない、ということで大抵の場合はレンタカーを利用している。そこで今回はヨーロッパのドライブ事情を少し書いてみたい。まずレンタカーだが駐車事情が良くないので小さな傷をつけられることが多くレンタカー会社のチェックも厳しいので多少高くても免責ゼロのフルカバーインシュランスに入っておくことを強くお勧めしたい。ナビは事前に申し込めばレンタカー会社で手配できるが1日10ユーロ程度とかなり高価なので私はイギリスで購入したガーミンの英語版でヨーロッパ全土をカバーするポータブルナビを使っている。これは大正解で今まで大きなトラブルはない。
次に厄介なのが有料のフランスの高速道路、日本と同じくETCが普及しているがレンタカーなので一般ゲートに行くことになる。現金で精算するのは面倒なのでカードの絵の書いたゲートでクレジットカードで決済するのが一番簡単なようである。ただカードが一旦機械の中に取り込まれるのでもし出てこなかったら、と少し不安だが今までトラブルはない。スイスは(スイス国内のレンタカーでない限り)国境でまとめて高速道路代を支払ってステッカーを貰う必要がある。はっきり覚えてないが1日の場合3,000−4,000円程度だったように思う
ガソリンスタンド、これは日本やアメリカと少し違い(事前にカードを通すのではなく)自分で勝手に入れて後でお店の中に行ってポンプ番号を言って支払うシステム、治安の悪いヨーロッパでこれで大丈夫かと思うがイギリス、ドイツ、フランスいずれもこのシステムである。高速道路などのセルフスタンドではたいてい言語を選べるが田舎のスタンドではそれがない場合が多くちょっと戸惑うことになる。
スピード制限、ドイツアウトバーンは御存知の通り原則無制限、150Km程度で走っていると200Km以上のとんでもないスピードで抜いていく車がかなりいる。2枚めの写真、私もレンタカーで200Km超えをチャレンジしたがわずかに届かず!! ただマナーはよく追い越しが済んだら一目散に走行車線に戻る。3車線以上の場合トラックは一番内側には出てこないので日本のように延々とトラックの追い越しを待つこともない。フランスは130Km、イギリスは70マイル、いずれも1割程度は黙認、ただドイツとスイスは非常に厳格で10Kmオーバー程度でも捕まるそうで特にスイスは罰金が驚くほど高いそうなので要注意。
ホテル、ヨーロッパ全土に既存のホテルを吸収合併して大きくなった ACCOR ホテルグループがあり予算に合わせて各レベルのホテルが有る。安くあげようと思えば IBIS, あるいは IBIS BUDGET があり場所にもよるが一泊¥5,000−10,000程度、ただアメニティーは何もなく朝食はあるが夜はなにもないので特に郊外の場合は結局車でマクドナルドやフィッシュ&チップスを探すことになる。オススメは中クラスの MERCURE (メルキュール)や NOVOTEL (ノボテル)で早めに予約すればIBIS とあまり変わらない値段で広い快適な部屋に泊まることができる。ここだとレストランやバーもあるので1人でもまともな食事をしやすい。ACCORの予約システムは事前変更可と不可があり当然変更不可のほうがかなり安いが予定がはっきりしないなら変更可でとにかく早めに抑えておくのがオススメである。イギリスはこれとは別にご存知B&Bが全土に展開しておりいいところに当たればIBISよりは遥かに楽しい。ただB&Bはバスやトイレが共用のことが多くそれが嫌なら予約の際によく確認することが必要である。4枚目の写真は毎年ビューリーオートジャンブルに行くときに利用する Mayfair というB&Bで非常に快適、朝ごはんも美味しいが人気で3ヶ月前でも予約が取れないことが多い。
最後に大都市への車の乗り入れだがこれだけは車の中で生活しているような私でも極力避けるようにしている。特にパリは最悪でパリだけの場合はさすがに車ではなくタクシーと地下鉄を使うようにしている。ロンドンも同じで英語なのでパリよりはマシだがわかりにくいことと駐車場難は同じ、そもそも車で行くところではないと認識しておくほうが良い、どうしてもということであれば少し高くても専用駐車場のある中クラス以上のホテルをオススメする。ヨーロッパをレンタカーで旅してみよう、という方に少しでも参考になれば幸いである。



2019年11月22日金曜日

フランスリヨンの エポックオート(epoq auto)

 11月15−17日の週末フランス中央部リヨンのエポックオートにオートモビリアの買付に出かけてきた。パリから南に400Km程度、本来ならフランス国内線に乗り継いで行けば楽なのだが大きなスーツケース2個+小さな荷物2個持っての乗り換えはちょっと厄介(通常ヨーロッパ国内線は荷物1個であとは追加運賃を取られる)なのでパリからレンタカーで移動する。今回の足は3枚目の写真のルノーのエスティマに似たちょっと大きめの車でもちろん快適
 ではあったが特に印象に残るものでもなかった。ちなみにこのサイズでも6速マニュアルで燃費は12−13Km程度だった(ヨーロッパはガソリンが驚くほど高くリッター200円以上する)。エポックオートはレトロモビルを別格とすればフランス最大のクラシックカーショー+オートジャンブルでリヨンのEXPO会場を舞台に3日でまわりきれないほどの出店がある。最近では高くなりすぎたレトロモビルを敬遠してリヨンに重点を移す業者も多いのだとか、レト
ロほどのハイエンドの車は少ないがフランスホットハッチなどはこちらのほうが充実しているように思える。ただ小さな業者の大半はフランス語しか話さないのでフランス語は全くだめの私はもっぱら筆談での値下げ交渉となる。2枚めの写真は日本のオートモビルカウンシルにも出店しているフランスのポスター屋さん。今回は好調だったみたいで来年のオートモビルカウンシルにも出店を予定している。このショーは毎年11月の第2週の週末3日間、リヨンの空港まで乗り継いでいけばあとはタクシーでも十分に行ける距離なので一度訪れて見る価値は十分にある。

2019年10月31日木曜日

代官山で過ごしたウイークエンド


 ”さすらいの寅さん”業で週末ごとに各地のクラシックカーイベントやオートジャンブルにお邪魔しているが先週末の2日間ちょっと楽しい経験をさせていただいた。代官山の蔦谷書店さんからカーウイークイベントの一環として10月26日、27日に同書店の駐車場や通路を利用して展示即売会を開催するので出店しないかと有り難いお誘いをいただき喜んで出店させていただいた。サラリーマンを卒業してはや10年、都会のおしゃれな風景とは全くご縁がなくなっていたがもともと旧山手通り沿いは都内には珍しく比較的車を停めやすい場所でもあり東名に近いこともあって好きなところ、今回も少し奮発してTスクエアー内のおしゃれなカフェの朝ごはんでスタートした。もちろんカーウイークではあるが多分一般のお客様も多かろうと商品も少し工夫してみた。一番上はおなじみ欧米のスーパーのエコバッグ、おかげさまで代官山セレブにも大好評であった。2枚めはアメリカのマクドナルドがコレクター用に限定生産したマックメモリー人形2種、子供の表情が
なんとも可愛いと思いませんか?
3枚め、ご存知テスラ電気自動車のこれは少し大きなバージョン、千葉の某市の導入騒ぎで話題になった車で初めて見たが実物は想像以上に大きかった。
 2日間早朝からとっぷり日が暮れるまで過ごした代官山はそんなわけで大いに楽しんだウイークエンドでした!!最後に親切なスタッフの皆様、色々とお助けいただいて本当に有難うございました。次回を楽しみにしています。

2019年10月25日金曜日

グッバイ メルセデスV280


 ここ数年出店の足としていたメルセデスV280と突然お別れしなければならなくなってしまった。先日千葉のイベントに向かって台風一過、開通したばかりの東名を飛ばしていたら多分台風で多くの小石が路面に残っていたのだろうか、前車の跳ねた小石(大石?)がフロントウインドーを直撃、そのときはあまり気にならなかったがイベントが終わって帰ろうと車に乗り込んだらクラックがかなり成長しているのを発見、慌ててテープで止めて様子を見ていたがその後もクラックの成長は止まらず車の残存価値と修理費用を考えてギブアップを決断した。パワステポンプ交換、エアサスコンプレッサー交換、エアコンコンプレッサー交換予定(部品を取り寄せたところで今回のアクシデント)などトラブルが絶えなかったが一方普通に動いているときはエアサスの効果もあって乗り心地は抜群、低くフラットなカーゴルームなど使いかっても非常に良く僕はこの相棒、結構気に入っていた(だからこそ壊れても壊れても乗り続けたのだと思う)。北海道に自走2回を始め糸魚川3回、金沢2回、輪島、舞鶴、岡山と日本中を駆け巡った相棒であり突然のお別れは少しさみしいがイベントは毎週待ったなしでやむを得ない。次のオーナーが決まっているお別れはいいのだが今回のように解体されるお別れはお葬式のようで車好きとしては本当にさみしい。グッバイV280、たくさんの思い出をありがとう!!


2019年10月14日月曜日

スーパ^アメリカンフェスティバル

大型の台風19合が関東地方を直撃した週末、千葉のハーバーシティ曾我で開催されたスーパーアメリカンフェスティバルに出店させていただいた。東日本各地で多くの方が被災され今も復旧に向けて懸命に努力されており改めてお見舞い申し上げたいと思う。いろんな事があった週末の話題をいくつかーー(土)夜8時20分頃、神奈川県西部にある我が家のあたりを台風の目が通過したようでそれまで荒れ狂っていた風が突然止まって静かになった。それまでは風がどこまで強くなるのか不安だったがこれでピークは過ぎた、と安堵した。この時点では翌日のイベントはお天気はOKでも道路がダメで多分千葉まではいけないだろう、と思っていたが朝7時頃確認するとなんと首都高は全線開通だと、ならば横浜まで行けばなんとかなるかもと246で厚木を目指したら途中で東名も8時開通、とのことで無事千葉までたどり着いた。ただ良いことばかりではなく東名で多分前の車が跳ねた石が
フロントグラスを直撃、そのときはあまり
気にはならなかったが帰りにクラックが10cm以上に大きくなっているのに気が付き取り敢えずテープで押さえて車を捩らないよう最新の注意をしながらゆっくり帰宅するはめになった。たまたまエアコンのコンプレッサーも壊れていて必要な費用を考えるとV280は多分これで廃車になってしまいそうで気に入っていただけにちょっと悲しい気分になった。肝心のイベントは多分エントリーの半分程度は来れなかったのではと思うが台風一過の青い空が印象的だった。2枚めのカマロZ28は20年ほど前にストライプこそ赤だが全く同じ車を数年間所有していたことがあり懐かしかった。手元においておきたかった車ベスト3の中の1台である。



2019年10月12日土曜日

第33回フレンチブルーミーティング

 毎年秋の楽しみの一つが車山で開催されるフランス車の祭典、フレンチブルーミーティング、通い始めて20年、最近の10年はもちろんオートモビリア販売のための”お仕事”だがそれでも毎年毎年プジョー309やシトロエン2CVフルゴネットなどで山登りに挑戦した。2年前に2CVが途中でご機嫌を損ね荷物をベンツV280に積み替えてやってきたのは以前記した。おかげさまで最近は商品が増えて流石にフルゴネットでは積みきれない量となってしまったがそれでも最後まで車と荷物を車載に積んでもと迷っていたが結局諦めてV280での車山詣でとなってしまった。今年はシトロエン誕生100年とか、出店テントのうらに古いシトロエンが並べられたときにはやはりどんな苦労をしてもフルゴネットで来るべきだったとしきりに反省した次第です。
ちなみに今年は開催が例年より2週間ほど速く少し紅葉には早かったが代わりに例年のように冷え込むこともなく1日十分に楽しむことが出来た。1枚目の写真のGSはただのGSではなくなんとロータリーエンジンを搭載したビロトール、しかも動態保存されている世界でも珍しいサバイバー、フルゴネット仲間には新しく白のディアーヌが加わった。友人が62年頃のフルゴネットを手に入れたらしいので来年は更に新しい仲間が加わるかもしれない。今から楽しみである。


2019年5月24日金曜日

10年目のビューリーオートジャンブル

イギリスビューリーのオートジャンブル通いも10年目となった。 そのうち数年は春と秋、年2回行っていたので回数にすれば10数回。僕のささやかな自慢はこの10数回、究極の晴れ男ぶりを発揮して一度もブリティッシュウエザーに屈したことがないこと(パラパラはあっても本降りの雨にあったことは一度もない)で今回も事前の天気予報チェックではかなり悲観的だったが3日とも雨は夜のうちだけ、昼間は全く問題はなかった。今回の足は珍しくボクゾールらしく(すみません、新しい車良くわからないのです)たぶん1.5L 前後の6速マニュアル、可もなく不可もなしといったところだった。一応オートジャンブルとなっていて古い自動車部品やオートモビリアのお店が多いが2枚めの写真のように車も多く売っている。これはちょっと魅力的な60年のフオードカントリースクワイア、輸送さえ問題なければ手が出ない金額ではなかった。意外と思われるかもしれないがイギリスにも古いアメリカ車のファンは多い。
3枚目はオートジャンブルではないが会場の外でたまたまモーリスマイナーの多分クラブミーティングをやっていたのかすごい数のマイナーが集まっていた。
今回の収穫品は追ってご紹介させていただきたいと思うが1枚目の写真の1910年代ミシュランのオリジナルポスターは貴重品と思う。スーツケースに入らないサイズなので手荷物に預けるべく半日梱包に格闘するはめになったがそれだけの価値はあったと密かに自己満足している。


2019年5月5日日曜日

長野ノスタルジックカーフェスティバル

ここ10年近くゴールデンウイークのはじめは長野詣で、と決まっている。 長野市内の居心地の良さそうなホテルは一杯でまず予約が取れないし取れたとしても法外な値段で財布の軽いリタイアおじさんにはご縁のない世界。会場は長野冬季オリンピックの主戦場の一つMウエーブで長野から須坂方面に向かったところなのでダメ元で市内とは逆方向の小布施で探したらラッキーなことにわずか4部屋しかない小さなホテルが見つかった。
 結果的にはこれが大正解で居心地が良かっただけでなく多くの方との楽しいお話やおいしい食事などすっかり小布施のファンになってしまった。これで来年のホテルも決まり。
長野のイベントはここ数年少し元気がなく出店者も減っていたので心配していたが今年は参加者、来場者ともに大幅に増え我々も(もともとハードルが低かったおかげもあって)長野での売上新記録を達成できた。
長野というとすごく遠いイメージがあるが神奈川県西部住まいの私達にとっては頑張れば3時間半、距離は名古屋に行くよりは少し短い程度で意外と近い。この時期は北国の春、という感じでまだ桜も楽しめるし雪をかぶった山々が光を浴びて本当に美しい。クルマ好きとしては正しい場所に住んでいるらしく東京を超えて反対側に行かない限り渋滞にあうことはまず無い。今回も途中食事をして10時前には帰宅、楽しい旅だった。

2019年4月17日水曜日

舞鶴チームヤマモト クラシックカー・フェスティバル

オートモビリアショップの楽しみの一つは全国各地のクラシックカーイベントに”仕事”を口実にお邪魔できること、もう少しストレートに言うと多少商品を売ることで安く旅ができることである。今回はまさにそんなイベントで大規模イベントではないが長年気になっていた京都のチームヤマモト主催のクラシックカーイベントが今まで行ったことのない舞鶴の赤レンガ倉庫を舞台に行われるのでこれを見逃す手はない、とばかりに参加させていただいた。普段ならイベントが終了したら400−500KM程度ならその日のうちに帰るのだが今回は余分に一泊して私にしては珍しく周辺の観光をしてみた。赤レンガの雰囲気は素晴らしくクラシックカーの祭典にピッタリだし主催者の方の少しでも多くのクラシックカーファンが増えれば、との優しい思いが伝わって来る楽しいイベントで2泊3日の旅を大いに楽しんだ。我々出店者には赤レンガの中で営業をさせていただけるのも嬉しいことで特に今回からはビンテージポスターの取扱を始めたこともあって雨風の心配をしなくても良いのがうれしい。◎をつけたいイベントで来年も是非参加させていただきたい。3枚目の写真はホテルの窓から見えた新日本海フェリーの客船でそういえば昨年北海道小樽から新潟までお世話になったフェリーは新潟に立ち寄った後舞鶴まで来るはずで一度乗っただけなのになんだか懐かしい気持ちになった。


2019年4月10日水曜日

オートモビルカウンシル2019

4月5−7日幕張メッセで行われたオートモビルカウンシル2019に出店させていただいた。前日の搬入から含めると4日間の長丁場で最初の2日は幕張に宿泊し日曜だけ自宅から通勤することにしたが結果的にこれは大正解で過度に疲れること無く無事イベントを終えることが出来た。今回もフランスから友人のポスター屋さんがはるばる参加することになりそのお手伝いも多少させていただいた。ビンテージポスターが魅力的なのは百も承知で自分でも以前から販売したいと思っていながらも取扱の難しさから今まで踏み切れなかったが今回この友人夫妻に背中を押され少しづつ取り扱いを始めることにしたので乞うご期待!!
嬉しいことに(土)(日)は昨年と比べお客様の数が大きく伸びたようでおかげさまで終日忙しく時間を持て余すことはまったくなかったが逆にじっくりと車を見る時間がなかったのが少し残念だった。駆け足で回った会場の今回の白眉は明治産業さんが輸入することになったアルビス各車だろうか、中でもTE21クレバーボディはその上品な美しさでピカイチ!だった。
多くのエンスージアストとの出会いがあるのもこのイベントの魅力、今回も本当に多くの方と時間を忘れてクルマ談義に花を咲かせてた。
これだけクラシックカーの人気が高まっている時代、世界に冠たる日本の自動車メーカーももう少し協力して自社の歴史を作った車や最新鋭の試作車などを展示すればさらにショーとしての魅力が増すだろうし単なるPRにお金を使うより遥かに有効と思うがいかがなものだろうか?



2019年3月31日日曜日

カーマガジン大磯 読者の集い

 桜の花も7分咲きとなった30日(土)、大磯ロングビーチで行われたカーマガジン読者ミーティングに出店させていただいた。自称(?)カーマガファミリーの一員としては絶対外せないイベント+何よりも地元で朝ゆっくり、交通費ゼロのメリットもあって第1回から欠かさず参加させていただいている。前日まで天気予報はものではなかったが例によってお天気の神様と交渉の結果”では雨は
夜から、ということにしましょう”、と無事
交渉が成立し当日は少し寒かったが雨の心配はない天気となった。このイベントの楽しいところは特定の車種にとらわれないありとあらゆる面白い車が見られること、おかげさまでお店のお客様が絶えずあまりゆっくりと車を見ることは叶わなかったが2枚めの写真は珍しいスチュードベーカーのGTホーク、この車にも工業デザイナーのレイモンド・ロウイが関与していたのかどうかよく知らないが当時のアメリカ車のデザインとは一線を画すグッドデザインと思う
 3枚目はもちろんチンクでこれ以外にもガレージイタリアさんが綺麗なフィアット850ベルリーナを持ち込んでいて古いフィアットの部品の販売を生業としている身としてはちょっと嬉しくなった。今回も広大なロングビーチ駐車場に入りきれないほどの参加者で雑誌の地位低下が言われるがなかなかどうして、ここでもちょっと嬉しくなった。

2019年1月28日月曜日

JCCA ニューイヤーミーティング ファイナル!!

 1月27日、JCCAのニューイヤーミーティング ファイナル(!!)に出店させていただいた。40年続いた古い車仲間の新年会もこれで最後、と思うとなんとも言えない寂しさがこみ上げてくる。そもそも今の私があるのもこのミーティングのおかげ、と言っても過言ではない。何度も書いたが伝説となった東京プリンスホテルで開かれた雪の第1回ミーティングを見に行ってそこに現れた可愛い軽自動車や一方ではマセラティ5000GTやペガソなどの超弩級スポーツカーを見て当時20代後半だった僕は完全に参ってしまってそれから40年決して脱出できない深〜い泥沼の世界にどっぷりとはまり込んでしまったのであります。依頼今日に至るまで多くの貴重な友人に出会ったのもこのミーティング、緊急の海外出張でどうにもならなかった1回を除いて皆勤賞、サラリーマン時代は人生の大半を共に過ごしたフィアット850で、今の仕事を始めたあともしばらくは850,その後シトロエン2CVフルゴネットと2台体制で参加した
こともありました。最終回となった今回は残念ながら空きスペースが目立ったがそれでも多くの珍しい車がでていたし何よりも多くの友人と会うことが出来て楽しい1日を過ごすことが出来た。先代の鈴木さん、現会長の岡さん、40年間本当にご苦労様でした。クラシックカー文化を日本に広めたお2人の功績に感謝です。また新しい形になってどこかでお目にかかれることを楽しみにしています。


2019年1月16日水曜日

ビッグサイト骨董ジャンボリー


 少しご挨拶が遅れてしまいましたが、

明けましておめでとう御座います本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

例年年明けには初売りや各種のイベントが有り忙しいのだが今年は1月11−13日、東京ビッグサイトでの骨董ジャンボリーが最初の出店となった。おかげさまで2−3日とテレビで箱根駅伝をたっぷり楽しませて
もらったが正直なところ少し暇を持て余してしまい早くイベントが始まらないかなー、と感じた。もしこの仕事をしていなかったら毎日こんな感じかな、と考えるとゾッとする。リタイアメントビジネスとして今の仕事(趣味?)に出会えて本当に感謝です。
ビッグサイトでの骨董ジャンボリーはこれが3度めの出店、一般の骨董市は何度か挑戦したがあまり売れた試しがないがここだけは別のようで毎回よく売れる。
また普段車関連のイベントではあまりお目にかかれないお客様に出会えるのも魅力で3日間たっぷり楽しませてもらった。

3枚目の写真は骨董ジャンボリーとは関係ないが毎冬大活躍の我が家の薪ストーブ。何度か書いたがここ中井町の我が家は海から数Km しか離れていないにもかかわらず寒さの特異地域らしく猛烈に寒い。今年も車載の温度計は最低気温マイナス8.5度を記録した。湘南地方ではありえない温度だが異なる車でも温度は同じだったのでメーターの狂いではない。薪ストーブがなかったら今ごろ凍死していたかも、というわけで今年も老骨に鞭打って(今年なんと70歳になります)がんばりますのでご声援よろしくお願い申し上げます。