わが家に突然舞い降りたエイリアンのようなXM、一枚目の写真は彼女を訪ねてやって来てくれた美人のお姉さん、 白状するとどうやら僕はこのエイリアン姉妹(もう一人DSという究極の美人も加えると3姉妹)に恋をしてしまったようだ。 XMは明日嫁いでいくが遠からぬうちにまた出会いがあるような予感がして ---
取りあえず、グッドバイXM, 幸せに!!
車趣味は50年を超えましたが古い車にのめり込んでいったのは30年ほど前からでしょうか、ふとしたきっかけでFIAT850クーペを手に入れ当時はまだ少なかったイベントに出始めてからです。この車のおかげでたくさんの貴重な友人を得ました。以来850を数台、パンダ3台、アバルトからビアンキ、プントに至るまで(いまだFIATジャパンから感謝状は来ませんが)FIATに忠誠を誓っています。そんな日々を皆さんと共有したくブログを始めてみました。

最新の自動車雑誌でアルファジュリエッタの試乗記を読んでいたらこのプラットフォームが将来クライスラー社のコンパクトカーにも使われる予定--- とありました。 そうかクライスラーは今やFIATグループの一員なのですね、ということは過去10年以上にわたって足としてクライスラーのフルサイズを3台乗り継いだクライスラーファンのFIATおじさんにはうれしい事です。 そんな訳で今日はここ10年余りのクライスラーフルサイズカーの思い出を書いてみたいと思います。

今日はアメリカ合衆国の独立記念日、4th of July です。 毎年この日がめぐってくる度に32年前、初めてアメリカの土を踏んで一人で過ごした7月4日のことを思い出します。 1978年、ベトナム戦争に疲れ、わが世の春を謳歌した60年代の繁栄にうす雲がかかり始めた頃、それでも当時の日本とは比べ物にならない大らかで豊かなアメリカがまだありました。アメリカの会社に職を得て研修の為初めての本社出社の日、迎えに来てくれたVPのクライスラーニューヨーカーの広大なボンネットのはるか先にゆったりと揺れるオーナメントの輝きは今も忘れません(当時最上級のインペリアルのブランドは既になくニューヨーカーがクライスラーグループの最高級車でした)。6月中旬から7月20日ごろまで約35日間オハイオ州トレドという町に滞在し、その間に7月4日の独立記念日がありました。ホテルの客はほとんどなくがらんとしたレストランでウエートレスに下手な英語で Happy Independent Day !! とお祝いの言葉をかけたのを覚えています。あれから32年、時は移りて最近のアメリカの大都市のドライビングマナーの低下は目を覆うばかりです。道を間違えて割り込みをしても笑顔で譲ってくれたあの大らかなアメリカはどこに行ってしまったのでしょう?今でも大好きなアメリカ、 今では思い立ったらいつでも出かけられますがひょっとしたら アメリカのテレビドラマに胸をときめかしアメリカ旅行など夢のまた夢であったあの頃の方が幸せだったのではないかな--- などと思ってしまいました。