2018年9月17日月曜日

スマート号

 半年ほど前に我が家に15年ほど前のスマート号がやってきた。なぜ半年前の記事が今頃かというと多分新しいオーナーにちょっと駄々をこねてみたのだろう、我が家に来てしばらくして突然エンジンがかからなくなってしまった。いろいろな症状から多分燃料ポンプであろうことはすぐ想像がついたのだがさて燃料ポンプはどこだ(?)と探してみても全く見えない。ネットで色々調べてみるとサービスのためには特殊なボルト

を使ってエンジンを半分下げてーー、と恐ろしいことが書いてある!!そんなこんなでしばらく惰眠を貪っていたが他の足車があちこち壊れて必要に迫られて(そうです田舎生活は車が壊れると成り立たないのです)断然治す決心をした。そこでエンジンを下げるボルトを探すべくもう一度ネットを見ていたら燃料ポンプはエンジンを下げなくても燃料タンクを下げればアクセスできる、との記事を発見、そこでトライしてみたらアンダーカバーを外すのに多少手こずったがその後は特に大きな問題もなく無事燃料ポンプにアクセス出来た。中古の燃料ポンプを購入して交換したら見事一発始動、ちょっと嬉しかった。正直なところ1949年型の私にはこの年代の車は守備範囲外でどんなエンジンかもよく知らないがどうやら3発でターボが付いているらしく上り坂でも軽らしからぬパワーがもりもりと湧いてくる。細い大径タイヤも良い乗り心地に貢献しているのだろう。2人乗りと割り切っているためシートは立派で安っぽい感じがしないのも良い。唯一興ざめなのが出来の悪いオートクラッチでマニュアルにしてもオートマにしても繋がりがスムースでない。これが普通の5段マニュアルだったらどんなに楽しいだろうと思う。信頼性は未知数だが僕はすっかりこの車が気に入ってしまった。高速でも軽らしくない走りで遠距離も苦にならないし駐車場探しはお手の物、しばらくはおじさんの足車として活躍しそうに思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿