古い発動機の多くはT型フオードと同じ、1/2 インチパイプネジというちょっと特殊なスパークプラグを使うので発動機運転会には以前からよくお邪魔して各種の古いプラグの販売をさせていただいていたが今回ご縁があって古いクボタの小型発動機が我が家にやって来た。2.5馬力程度のクボタAHCという昭和30年ごろの機種らしい。クラシックカーで古いエンジンをバラしたり組んだりした経験からこんなの簡単だろう、と思っていたらこれがなかなか奥が深くて手強い、バルブを押さえて軽く回るようにしてフライホイールを回転させて勢いがついたところでバルブを閉じるのだが今日かかったものが明日は全くかからなかったりなかなかうまくいかない。それでも色々やってエンジンが青い煙を上げて勢いよく回った時の感激は中々のもので病みつきになりそう!! 70Kg 程度あるので1人では引っ張ることは出来ても持ち上げるのは無理で台車とスロープを用意して車に積み込む事になる。というわけで頑張って車に積み込んで先日群馬県の発動機運転会に初めて参加させていただいた。お隣は大ベテランの(S)氏でなるほど車の荷台と同じ高さの箱を用意されていた。そうか、こうするとスロープを使わないで車への積み込みができるんだ、と感心した次第!!ちなみに発動機運転の極意はいかにゆっくりだけど止まらずに回せるか、ということのようでアメリカの古いエンジンには Hit & Miss と言って読んで字の如く数回に1回しか爆発しないエンジンも存在する。そうか、知恵比べみたいでアナログ人間の私には色々考えるだけで楽しい。頑張れ後期高齢者!!
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