2011年5月17日火曜日

グッドバイ ツインゴ!!



2年余り文字どうり足車兼農耕車として東奔西走の活躍をしてきたツインゴが縁あって友人の元に嫁ぐことになった。ロクに洗車もしてもらえず、整備と言えば壊れた時だけ、と言う状態であったがちょこっとパワーウインドやディスビのキャップで駄々をこねたもののアキレス腱ともいえるイージーシステムは5万キロを超えてなお健在で本当に良く尽くしてくれた。チャーミングポイントは美しくちょっとオシャレなブルーの色、小さな外観から想像も出来ないくらい広い室内、ソフトでしなやかな乗り心地等々あげればきりがない。唯一の欠点が10万キロ以内には必ず(!?)壊れると言われる自動クラッチイージーシステムで(名誉の為に付け加えるとシステムの出来は非常に良く問題は耐久力のみ)これさえなければFIATパンダ(もちろん初代の)と共にビートル、ミニに匹敵するヨーロッパミニカーの最高傑作と評したい。すっかり気に入っていたので本当は嫁がせるつもりはなかったのだが(その証拠に先日部品取りの車を手に入れたばかり)かの友人からある日電話がかかってきて”丸目で小さく可愛くって乗り心地の良い車を探してるのですがーー”とのこと、これ簡単そうでかなりの難問と思いきやまさにツインゴの為にあるような条件ではないか!! 幸いこの手の古いヨーロッパ車につき物のトラブルについては十分理解のある方であり(多分明日イージーシステムが壊れてもくじけない)、是非にということもあり結局ツインゴの幸せを考えて嫁がせることと相成った。しかもうれしいことにちょっとユニークな下取り車が付いてくるという”おまけ”まであったがそれについてはまた日を改めて書こうと思う。ちょっと淋しくなったので上述した部品取り車(目下イージーのトラブルで不動)を復活させようかと真剣に悩んでいる。

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