2018年11月21日水曜日

旧車天国で見た珍車

 11月18日お台場の旧車天国に出店させていただいた。このイベント、年を追うごとに盛大になり今回も天気に恵まれたこともあって多くの入場者と会場を埋め尽くしたクラシックカー、我々のような出店者で夕方まで賑わった。今回は特に珍しい車が多く展示されたがその中でも珍車を3台。一番上は富士キャビン、日本の自動車産業の創世記に現れた1台で未再生の現車を路上で見るのは多分初めて、と思う。2枚めはご存知フライングフェザーでこちらは多少の台数は生産されミュージアムで何度か見たことはあるがこれも路上で未再生車にお目にかかるのは多分初めてと思う。もちろん今の目で見ればいずれも極めてプリミティブであるが当時の環境からは多分車のほうが時代に先んじ過ぎていたのかもしれない。2台ともに世界に冠たる日本自動車産業の創成期に心ある技術者が作り上げた傑作と思う。3枚目は多分本邦初公開、と言っても過言ではない。私も知らなかったし多分この車の存在を知っている方は多くないと思う。
 今回は富士重工がイベントに協力をして歴代のスバルのみならず試作車も2台持ち込んだがこれはその中の1台で1961年頃に作られたものだそうである。61年といえば310ブルーバードの時代、まだフラットデッキのグロリアやクラウンがデビューする以前でちょっとタウナス17Mに似たローウエストの車体は新鮮だった。オートモビルカウンシルでもなかなかメーカーの協力が得られないようだが今回のスバルのサポートぶりは一クラシックカーファンとしても大いに敬意を評したいと思う。スバルがんばれ~!!

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