The Biggest Little City in the World" 直訳すれば”世界で一番大きな小さい街”ということにでもなるのだろうか、エアレースや50-60年代のアメリカ車の祭典ホットオーガストナイトで有名なネバダ州リノのキャッチフレーズである。初めてこの町を訪れたのは当時世界最大を誇ったハラーズオートモビルミュージアムがまだあった頃の話で30年近く前になると思う。あまりに膨大な数のクラシックカーがそれも玉石混交といった感じで展示されていたのをかすかに憶えている。そのハラーズコレクションももちろん今は無いがその跡地にはるかにスケールの小さなしかしなかなか良い感じのナショナルオートモビルミュージアムが今でも存在する。写真の建物がそうでハラーズ時代の“玉”は世界のコレクターのもとに行ってしまって残っていないが展示車両は中々趣味が良くアメリカ車ファンにはお勧めできると思う。どういう訳か僕はこの The Biggest Little City が大変気に入って、以来30年リノ詣でが続いている。古い車やプロペラ機好きには聖地のようなものだし砂漠にあるので基本的にいつも青い空、しかも高地なのでラスベガスほど熱くはなく田舎なので都会の喧騒はない。それでも巨大カジノは多くあり夜も退屈することはない。車で1時間も走ればそこかしこに西部開拓時代そのままで時間が止まってしまったようなゴーストタウン(失礼、人は立派に住んでいる)が多くあり歴史好きにも興味は尽きない。決してネバダ州から報酬を得てPRしている訳ではないが是非一度リノのエアレースやホットオーガストナイトを訪ねて見られることをお勧めする。
2012年4月13日金曜日
2012年4月11日水曜日
世界一XXXXなゴルフ場
土、日のサンディエゴとロスのスワップミートが終わって次の週末までの5日間どう過ごすか考えたが年と共に新しいところに行こうという好奇心が薄れてきて今回もネバダ州北部のリノ、カーソンに行くことにした。片道600-700Kmの砂漠の旅になるがロス近郊のホテルで過ごすよりもよッぽどいい。遠回りして海沿いの101を北上するのも綺麗で良いが早いのは何と言っても砂漠をまっすぐに北上するUS395、又はデスバレー経由のUS95,特にUS95は写真のとおりの道でクルーズコントロールを77マイル(制限速度70マイルの10%+、捕まらない限界)に設定しておけばあとはたまに道路のカーブに合わせてハンドルを動かす程度でオアシスを出ると次のオアシスまでだいたい100-150Kmはこんな感じである。デスバレーは世界で一番熱いところとして有名だがその真ん中になんとその名もファーネスクリークというゴルフ場がある。ファーネスはFURNACE と綴って意味は溶鉱炉、まあ溶鉱炉の中でゴルフをしているような物である。実はこのゴルフ場、熱いだけではなくもう一つ世界一のタイトルが付いている。写真でお判りいただけるようにここは水面下、214フィート、そう水面下70m程度に位置するゴルフ場である。暑さの方でも世界一のタイトルが取れそうだが残念ながら(?)5月から9月ごろまでは休業してしまう。かなり前に真夏にここを訪れたことがあるが摂氏50度を軽く超える温度でさすがに人の集まるオアシス以外では景色を見るために止まっても(エアコンが切れるからではなく再始動できなかったら命にかかわるという意味で)車のエンジンを切る気になれなかったことを覚えている。何もここまで来て無理してゴルフをしなくても、とも思うがもの好きは私一人ではないらしく結構多くのゴルファーがプレーをしていた。それでも日本のゴルフよりはるかにペースが速く3時間ほどで1ラウンドを終えて砂漠の中を次の目的地トノファ(TONOPHA)まで3時間弱のドライブを楽しんだ。
2012年4月10日火曜日
Made in USA ?
6日からアンティークの買い付け(とバケーション?)の為にアメリカに来ている。買い付けと言っても今回は特にオートモビリア専門のイベントがある訳ではなく一般のフレアマーケット(スワップミート)をいくつか覗いてみようと思っている。車好きの琴線に触れるものが出てくるかどうかはわからないが行ってみないことには答えは出ない。それにサンディエゴに住む娘夫婦に生まれた三つ子(つまり孫が3人まとめて出来たということ)に会いに行くという大義名分もある。取りあえず7日はサンディエゴ、8日はロス郊外のパサディナのフレアマーケットに出かけてみた。この後はいつものネバダの田舎町でアンティークショップの探検とゴルフそれにカジノ三昧の1週間を過ごしたのち日曜日にロングビーチのアンティークスワップミートを訪ねて月曜日に戦利品を日本に送ったのち帰国の予定である。取りあえずアメリカ旅行記の初めは Made in USA を2点.
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