2012年4月13日金曜日

世界で一番XXXXな街

前回に続いてもう一つ“世界で一番”をご紹介したい。
The Biggest Little City in the World" 直訳すれば”世界で一番大きな小さい街”ということにでもなるのだろうか、エアレースや50-60年代のアメリカ車の祭典ホットオーガストナイトで有名なネバダ州リノのキャッチフレーズである。初めてこの町を訪れたのは当時世界最大を誇ったハラーズオートモビルミュージアムがまだあった頃の話で30年近く前になると思う。あまりに膨大な数のクラシックカーがそれも玉石混交といった感じで展示されていたのをかすかに憶えている。そのハラーズコレクションももちろん今は無いがその跡地にはるかにスケールの小さなしかしなかなか良い感じのナショナルオートモビルミュージアムが今でも存在する。写真の建物がそうでハラーズ時代の“玉”は世界のコレクターのもとに行ってしまって残っていないが展示車両は中々趣味が良くアメリカ車ファンにはお勧めできると思う。どういう訳か僕はこの The Biggest Little City が大変気に入って、以来30年リノ詣でが続いている。古い車やプロペラ機好きには聖地のようなものだし砂漠にあるので基本的にいつも青い空、しかも高地なのでラスベガスほど熱くはなく田舎なので都会の喧騒はない。それでも巨大カジノは多くあり夜も退屈することはない。車で1時間も走ればそこかしこに西部開拓時代そのままで時間が止まってしまったようなゴーストタウン(失礼、人は立派に住んでいる)が多くあり歴史好きにも興味は尽きない。決してネバダ州から報酬を得てPRしている訳ではないが是非一度リノのエアレースやホットオーガストナイトを訪ねて見られることをお勧めする。

0 件のコメント:

コメントを投稿