2013年4月23日火曜日
"フーテンの寅さん" 業の楽しみ
先週の日曜日、恒例の横浜おもちゃのワンダーランドに出店してきた。ここしばらく海外出張が多かったりイベントが無かったりで約1カ月ぶりの出店となる。当初年3-4回の出店から始まったイベント出店だが最近はほとんど毎週どこかのイベントに出店しており1カ月も御無沙汰するのは1年以上なかったと思う。1年に52週あるとして多分40週以上の週末はどこかのイベントに出かけているわけでその内1/3程度は雨が避けられないと思うが(フーテンの寅さんにとって最大の敵は雨と風なのです)お天気に関しては相変わらずの強運で雨や荒天がどうしても避けられないとすればそんな荒天はインドアイベントの際に消化してしまうに限る。 願いがかなった(??)のか今回は朝から冷たい雨に風、それでも会場の熱気はいつもどうりで朝10時の開場とともに多くのお客様がお見えになった。2月のレトロモビル、4月のアメリカとドイツのエッセン、と直接買い付けの機会が多く多少珍しい物もあって今回はおかげさまで売り上げも好調だった。ワンダーでは3-4回前からオークションが始まり思わぬ掘り出し物が出品される。オークションの常で欲しい人が2人以上いると値段がつり上がり相場並みになってしまうがネットオークションと異なり絶対人数が少ないので他にライバルがいなければ思わぬ安値で落札できたりする。しかもクリスティーズなどの大手のオークションと異なりいたって庶民的な入札しやすい雰囲気でコレクターの方にはお奨めと思う。
次は今週末、長野ノスタルジックで長野冬季オリンピック会場のMウエーブで行われる(土)(日)2日間のイベントである。元ラリー屋のFIATおじさんとしては松本、長野方面に出かけるのは今でもなんだか心がときめいて毎年楽しみにしている。先週の週末は雪だったとか、コッパデ小海も大変だったようで改めてお天気に関しては自身の強運に感謝している(元ラリー屋、雪のドライブ自体は大歓迎なれどやはり商売の事を考えると晴れの方がーーー)。
2013年4月17日水曜日
フランクフルト交通博物館
帰国の日、飛行機の出発まで少し時間があったのでフランクフルト空港近くの交通博物館なるところに立ち寄ってみた。昔の市電の操車場跡を利用した小じんまりした博物館で説明もドイツ語のみなので良くわからなかったがそれでも普段あまりじっくり見ることのない古い市電やバスがかなり展示されていて楽しめた。面白かったのは中で軽食を売っていたお店がなんと(ドイツ車ではなく)シトロエンHバンを使っていたことで古いフランスJRD製のこの車のモデル(かなり大きく1/12程度?)を持っている当方としてはちょっとにんまりした(ちなみにこのモデル当方のお店の広告塔と思っていたが最近コレクターの方のもとに嫁いでいった)。空港からほんの5分程度の距離なので時間が余った場合はお奨めと思う。
2013年4月15日月曜日
Classic Remise
ESSEN テクノクラシカ その(2)で少しふれたが土曜日の午前中 エッセンから30分ほどの距離にある Classic Remise と言うところに出かけた。事前に情報があった訳ではなくインターネットで調べて出かけたのだがこれがなかなか面白かった。古い車のミュージアムかと思ったがどうやらそうではなく大きな建物を利用した古い車や関連する部品、用品を扱う業者、それにちょっとオシャレなカフェテリアの一大集合体、つまり古い車関連のショッピングセンターである。相当な規模で数十店の業者が入っているように思えた。嬉しいのは(考えればこちらはお客様なので当然ではあるが)入場料が無料と言うことでこれだけでも何か得をした気分になる。扱っている車は玉石混交、と言ったところだが相当の名車、珍車も見かけた。面白いのはヨーロッパ人にもアメリカ車好きが多いことでテクノクラシカでもここでもC-1,C-2コルベットや50年代後半のキャデラックは大人気のようで多く見かけた。写真はちょっとしぶいスチュードベーカーGTホークでここドイツでこんな車を見かけるとは思わなかった。
ちなみにこの施設、日本でやっても成功しそうな気がする。首都圏からそう遠くない車で移動しやすい所(すぐ浮かぶのは御殿場周辺か秦野中井インター周辺)で大きな倉庫やディストリビューションセンターの空いた建物があれば多少の投資でやれそうな気がする。20-30件の古い車を扱うお店とアンティークショップ、ミニカーショップなどが集まれば話題になること必至、さらにスロットレース場や車関連の本を扱う本屋さんなどもいいと思う。 無くてはならないのがオシャレなカフェで我が団塊の世代は車好きが多いしそろそろ Every Day Sunday の粋人も増えてきている。さまざまなカークラブの絶好の社交場にもなる。どなたか投資して下さる方おられませんか?
ちなみにこの施設、日本でやっても成功しそうな気がする。首都圏からそう遠くない車で移動しやすい所(すぐ浮かぶのは御殿場周辺か秦野中井インター周辺)で大きな倉庫やディストリビューションセンターの空いた建物があれば多少の投資でやれそうな気がする。20-30件の古い車を扱うお店とアンティークショップ、ミニカーショップなどが集まれば話題になること必至、さらにスロットレース場や車関連の本を扱う本屋さんなどもいいと思う。 無くてはならないのがオシャレなカフェで我が団塊の世代は車好きが多いしそろそろ Every Day Sunday の粋人も増えてきている。さまざまなカークラブの絶好の社交場にもなる。どなたか投資して下さる方おられませんか?
2013年4月14日日曜日
ESSEN テクノクラシカ その(2)
昨日金曜日にもかかわらずあれほどの駐車場難だったので土曜日の今日はさぞ大変だろうと、少し作戦を変更して午前中は Classic Remise という別のところに出かけ(これについては別に記す)訪れる人が減るであろう午後2時ごろの入場を目指した。作戦成功で一切の渋滞なく昨日と同じビル内に潜り込む事に成功、早速目を付けていたいくつかのショップに向かった。結論から言うとレトロモビルと同じで良い物は多くあるがいずれも相場以上の値段で(特に最近の円安もあって)なかなか手が出ない。世の中にそんなにうまい話があるはずはなくこのような立派な会場で行われるショーは出店料もそれなりに高く従ってお店も高く売らないと元が取れない、ということになる。レトロモビール、テクノクラシカそれに8月のモントレー、ぺブルビーチは何れも物を売るところで我々のような零細業者が物を仕入れるところではない、という極めて当たり前の話なのだがそれでも行きたくなるのが車好きのつらいところ、すぐに売れることは期待できなくとも質の良い物は持っていればお店の広告塔としての期待もありまあオートモビリアを扱ううえでの市場調査費+広告費、と割り切っていくつかの面白い物を仕入れることが出来た。最後の写真はその一例で一部は来週の横浜おもちゃのワンダーランドに登場する予定なので乞うご期待。
2013年4月13日土曜日
ESSEN テクノクラシカ
ドイツのエッセンで開かれている古い車のショー、テクノクラシカにやって来た。2月のレトロモビルに来た際にドイツ在住のK氏や古いFIATの部品を買っているドイツの代理店の社長が揃ってESSENの方がはるかに規模が大きくて楽しいよ、と勧めるのでそれではと思った次第。ちなみに今回はたどり着くまでにかなりのドタバタがあった。ESSEN自体は少し前に決心していたのだが最近になってパートタイムで働いているアメリカの会社からショーの直前にアメリカに来てほしいと話がありそれではと地球一周便のチケットを調べるとディスカウントチケットの場合いったん日本に戻って再度ヨーロッパに行く方がはるかに安いことが判明、まあそれも良いか、と成田に一泊して乗り継ぎの予定を立てていたがアメリカから帰りの便がデトロイトーシカゴ間が悪天候の為欠航、結局真夜中到着の羽田便で帰ることになり、到着後最終の京成線で成田に向かいホテルに着いたのは真夜中の1時半頃だった。それでも何とかESSENまでやって来て翌朝会場に向かったが噂にたがわず大混雑で駐車場が全く入れない。アンティークの買い付けが主目的の我が身にとって会場周辺に車を止めることは必須だが辛いのはドイツ語の案内がわからないことで2-3回トライするもいずれも満車で入れず時間だけが過ぎて行った。それでも頑張ればなんとかなる物で本来は多分事前の手配がないと入れないメッセ本体のビルの駐車場で英語で頑張ったところ外国人とみた整理のおじさんが笑って行け、とのことで結構いい位置に車を置く事が出来た。会場は広くとても1日では回りきれないようで買い付けに関しては1日目は全体の様子を見て早めに買っておく方が良さそうな物だけ押さえることにした(ちなみに物を買うことが主体の当方にとってここ半年ほどで25%以上値上がりしたユーロは本当につらい)。車については例によってあまり見る時間がなかったがここドイツでもフランス車やイタリア車の人気は高いらしくかなりのシトロエンや珍しいFIATを見かけた。それでもドイツの大衆車が多いのはさすがで写真のトラビーやオペル、DKW、,グラ―スなど他では見かけない車が多数出品されていた。
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