パリの2月の恒例行事、レトロモビルにやって来た。 前回来たのはかれこれ12-3年前になると思うが当時と比べて大きく異なるのは当方の事情で前回はあくまでも楽しみで来たのだが今回は立派な仕事(!?)、オートモビリアの買い付けが主目的である。毎年来ている方は気がつかないかもしれないが久しぶりの当方にとっての会場に入った第一印象はすっかりコマーシャルリズムが徹底してしまって以前のようなアマチュアのジャンクヤード的な感じが無くなってしまったことだった。それでもすごい人気のようで5日間ある会期の2日目、平日にもかかわらず10時のオープンに合わせて会場に着いた時は長蛇の列で中に入るのに30分ほどかかったし会場内は1時間もしないうちに自由に歩けないほどの込みようだった。目指すオートモビリアについてはさすがに良い物が多いが予想どうり価格は高く商品として考えれば(特に最近の円安の為もあって)やはりここは“売る所”であって“買うところ”ではないようである。それでも50年代後半から60年代初期の日本ではなかなか手に入らないフランスのブリキや初期のプラスチックモデル等を何点か手に入れることは出来た。週末はご存知パリの蚤の市、クリニャンクールとヴァンブを訪ねてみようと思っている。
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