今年も年一度のフランス車のお祭り、フレンチブルーの季節がやってきた。昨年は2馬力を無事晴れ舞台に連れ出すことに成功したので今年は直前までルノーの4番バッター、キャトル号で出かけることを考えていたがいざ商品を積もうとするとやはりフルゴネットでない悲しさ、2CVと比べて荷物が全く入らず、ならばと言うことで急遽今年も2馬力に商品を満載しての車山アタックと相成った。昨年は土曜のスワップミートに備えて念のため金曜の夕方に出かけて途中甲府で一泊したが今年は新たに圏央道が開通したこともあって土曜の朝から出かけることにした。途中上り坂を続けた後にエンジンを止めると再スタートに手こずるといけないので休憩中も一切エンジンは止めずにノートラブルで無事頂上まで上りきった。上ってしまえばあとはこちらのもの、帰りは基本的にほとんど下りなのでエンジンがたとえ止まってしまってもいつでも押し掛け(落とし掛け?)可でノーストレス、加えて昨年との大きな違いは2枚目にあるように2日間にわたってここ数年の
恨みを晴らすような抜けるような青空だったことで2日間存分に楽しむことが
出来た。お天気がよければお客様も
多く、そうすると必然的に売り上げも伸びて忙しくてゆっくりと車を見るチャンスが無かったのがうれしい反面少し悔やまれるところとなった。
帰り際に2CVクラブの方からお声がかかって恒例の記念撮影、実はこの写真のあとも続々と集まって多分100台程度になったと思う。意外と若いユーザーが多かったのは若者の車離れが言われる昨今うれしい驚きで中には古い425ccを見事クランクで始動させる若者もいてさすがと思った。それと最近気がつくことは若い女性のアンティークファンが増えていることで今回も“キャーかわいい”レベルではなく真剣な眼差しで商品を見つめる妙齢の女性ファンが少なからずいた。アンティーク販売を生業とする身には有り難いことだと思っている。
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