アメリカインディアナ州の真ん中上あたりにオーバーンという小さな町がある。名前からピンとくる方も多かろうと思うがそうここはアメリカの生んだ名車、 AUBURN や戦前の硬質ゴムのおもちゃメーカー AUBURN RUBBER (この両者が同じメーカーなのか全く異なる会社なのかは定かではない)が生まれた町 である。このオーバーンの”時計が止まったような”小さなダウンタウンにオーバーンの本社があったビルそのものを使ったコード、オーバーンミュージアム (CORD, AUBURN Museum) がある。当然のことながら歴代のコードやオーバーンの展示が多いがなんと言ってもオリジナルの本社ビル、当時のデザイナーゴードンビューリグの執務室やボディの木型、社長室などがそのまま保存されているのが興味深い。例によって時間に追われる旅で1時間ちょっとしか居ることができなかったがアメリカの古き良き時代にタイムスリップしたようでなんとも言えない暖かさが感じられるミュージアムだった。シカゴからもデトロイトからも車で2時間以上かかり
アクセスは簡単ではないが古いアメリカ車が好きな方には絶対にお勧めである。
2014年11月20日木曜日
2014年11月18日火曜日
シカゴ TOY SHOW
いささか旧聞で恐縮だが10月26日に行われたシカゴの TOY SHOW に出かける機会があったので ご報告したい。シカゴのショーということで街中の大きなホールで行われるショーを想像していたが行ってみると全く違っていてダウンタウンから西へ40−50KMほども行った小さな町の多分家畜市場のような KANE COUNTY FAIRGROUND という会場で行なわれていた。駐車場も舗装すらされていない広場で本当にこれが有名なシカゴ TOY SHOW (?)という感じ、残念ながら会場の写真を撮り忘れてしまったが中に入ってみるまでは半信半疑だった。1枚目の写真の案内にある通り大きく4つの建物が会場になっていて真中下の FOOD とある大きな建物の中がプロのショップ、左側2棟がアマチュアのスワップミート、右上が人形のショーである。内容は玉石混交といった感じで思いっきりハイエンド、実車が買えそうな価格のミュージアムレベルアンティークからジャンクまで揃っている。またアメリカンアンティークだけでなくヨーロッパの珍しいおもちゃも多数出品されてい
て非常に楽しい。例えばパリのレトロモビルやドイツアーヘンのスワップミートは高価なおもちゃが多く買えるものを探すのが大変だがここはそうではなく多少のラッキーがあれば今でも掘り出し物を見つけることも夢ではない。結論から言うと今まで出かけた多くのショーの中でも一番楽しめたと思う。レンタカーでないとアクセスが難しいのが難点だがオススメのショーである。年2回の開催で次回は来年の4月26日だそうである。最後の写真は今回の旅のおまけ、シカゴオヘア空港のラウンジで捉えた夜明け、地平線の彼方から大きな太陽が昇ってくる景観は圧巻だった。
河口湖アメリカンヒストリックカーショー
11月16日の日曜日、河口湖近くのふじCalm で行われたアメリカンヒストリックカーショーに急遽出店してきた。実はこのイベントがあることを知らなくて2日前になってから主催者の方に”そこをなんとか”と無理なお願いしたのだが快くお受けいただき急遽出店となった次第でご迷惑をおかけしてすみませんでした。今年で4回目ということだが行ってみて驚いたのが参加者の質の高さでアメ車のイベントというと大きく改造された車を想像するがここの参加車は驚くほどオリジナリティーを保った60−70年代のアメリカ車がほとんどで日本にもこんなに多くのオリジナルのアメリカ車を愛するファンがいるんだと嬉しくなってしまった。当方も10年近く前にしばらく乗っていた81年のフルオリジナルカマロZ28が懐かしく燃費と税金に耐えかねて手放してしまったことを悔やんだ。
富士Calm はご存知の方も多かろうと思うがお天気さえよければ旧車のイベントにこんな良い所は他にないと思う(雨が降ると地獄と化すのでお天気の神様と仲良くすることが必須)。
写真のスーパーバードはオリジナルの実車をまじかで見るのは初めて、クラシックフェラーリを買ってもまだお釣りがくるほどのアメリカンマッスルのカリスマである。他にも私の好きな60年第中頃のクライスラー各車が多く集まり久しぶりに仕事を放り出してカーウオッチングに精を出した楽しいイベントだった。ちょっと悔しいのはたまたま手元にアメ車がなくドイツ車で出かけなければならなかったことで来年はこれに相応しいアメリカ車で来れたらと願っている。
富士Calm はご存知の方も多かろうと思うがお天気さえよければ旧車のイベントにこんな良い所は他にないと思う(雨が降ると地獄と化すのでお天気の神様と仲良くすることが必須)。
写真のスーパーバードはオリジナルの実車をまじかで見るのは初めて、クラシックフェラーリを買ってもまだお釣りがくるほどのアメリカンマッスルのカリスマである。他にも私の好きな60年第中頃のクライスラー各車が多く集まり久しぶりに仕事を放り出してカーウオッチングに精を出した楽しいイベントだった。ちょっと悔しいのはたまたま手元にアメ車がなくドイツ車で出かけなければならなかったことで来年はこれに相応しいアメリカ車で来れたらと願っている。
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