2016年1月28日木曜日

世界で一番標高が低いゴルフ場

 アメリカカリフォルニアとネバダの間にデスバレー (Death Valley) という砂漠がある。ラスベガスから2時間程度で夏は灼熱地獄でエアコンなしでは命の危険も感じる場所だが冬は快適な温度帯になって人気の観光スポットになる。ラスベガスから2時間程度、と書いたがどの方向からアプローチしてもオアシス程度の規模の町から2時間ほどかかる砂漠のど真ん中だがなんとこのデスバレーの真ん中にゴルフ場がある(!!)その名もファーネスクリーク(ワイアハーネスのハーネスではなく炉の意味のFURNACE, まさに灼熱炉の中にいるところから付けられた名前と思う)というオアシスがあり立派なレストランやロッジもある。ここは広大な砂漠の真ん中の盆地で海抜マイナス数十メートル、世界で一番標高が低いところなのだそうである。こんなところにゴルフ場を作ってしまうのがいかにもアメリカらしいが実は筆者はここでプレーをするのは初めてではなく少なくとも過去に2−3回は挑戦したことがある。”おたくも好きねー!!”と言われそうだがその通り
なぜか私は砂漠が好きなのである。
ゴルフ場自体はいたってまともだがグリーンの芝は荒くあまりよろしくない。グリーンフィーはピークシーズンの今頃で公称$75、ネットで上手くやれば実質35−40程度で場所と手入れの大変さを思うとリーズナブルと思う。ちなみに2枚目。3枚目の写真は別の場所でラスベガス郊外の実質$50−70程度(中の上?)のゴルフ場でこの程度出せば十分の広さと程度の行き届いたフェアウエイやグリーンが期待できる。なんでもありの国、アメリカではそれこそ$10−20でも十分プレーできるしPGAチャンピオンシップの行われるコース(それでも大半はビジターOK) は$200程度する。
ちなみにアメリカのゴルファーはめちゃくちゃ上手な人とめちゃくちゃ下手な人のどちらかが大半でアベレージゴルファーは日本と比べて少ないように思う



2016年1月27日水曜日

この車 何だか分かりますか?

先日のオールアメリカンコレクターズショー等の買い付けに出かけた際の足が写真の車、ちょっと最近のトヨタマークXに似た顔つきのこの車、なんだか分かりますか?
アメリカでのレンタカーは長年のゴールド会員でもありほとんど Hertz を利用してガソリン代が安くなったこともあってフルサイズで予約しておいたら用意されていたのがこの車である。つい最近フオードの日本撤退のニュースが流れたが考えてみたら
ピックアップや 特殊な車はともかくこうした一般的なアメリカ車についてはほとんど情報が入ってこなくなって久しい。筆者もしかりでバッジを見て初めてこの車がクライスラー200という車らしいことを知った。フルサイズといってもサイズもマークX程度で一昔前のフルサイズのイメージは全くない。走ってみても可もなく不可もなく、といった感じで特に不満はないものの特に感激するところもなかった。ただ一つ一週間生活を共にしてみて最後まで馴染めなかったのがダイアル式のシフトで何度か
DとRを間違えそうになった。オートマであってもやっぱりシフトはコンソールに生えたレバーであるべき、と思うがそのこと自体が”おじさん世代”を表しているのかもしれない。3枚目の写真は今回の旅とは全く関係ないが60年近く前の同クラスの車でもちろん機械としての洗練度は格段に違うがどちらが夢があったかと問えば答えは明らかで毎年秋になると(正確には9月21日がモデルイヤーの切り替えだったと記憶している)アメリカの新型車が競って報道された時代をふと思い出した。昔は良かった---(これを言い始めるとお歳なのだそうです)




2016年1月23日土曜日

オールアメリカンコレクターズショー

 1月15、16日とアメリカ西海岸ロスの郊外 グレンデールという町で行われたオールアメリカンコレクターズショー、というイベントに出かけてきた。名前とは裏腹にそんなに大きな規模ではないが(金)(土)と開催され翌日はうまいことに車関係のスワップミートの老舗、ポモナカーショーとスワップミートにも行けるので効率が良く寒い日本よりも快適でもあるのでならば、と出かけた次第。


上の写真は会場の全景で想像されるとおり規模はそんなに大きなものではなくワンダーランドの2倍程度か、ただレベルはかなり高くレア物も多くあってなかなか楽しい。必ずしも車関連だけでなく一般的なコレクターアイテムも多く出ている。2枚目は戦利品の一部、実際にはこの3倍程度を買い込んだ。面白い物は別途近日中にご報告したいと思う。3枚目の写真は17日(日)のポモナ (POMONA) カーショーとスワップミート、こちらはこの分野の老舗として日本人も多く訪れる人気ショーで夜明け前か
ら昼ごろまで、広大な敷地で古い車(多くは For Sale !!)の展示とスワップミートが行われ買い付けが主目的の当方にとってはまさに体力勝負となる。とにかく広く5時間程度歩き通しでも全ては見られないしまた荷物が多くなっても駐車場まで一旦戻れるような距離ではない。日本の代表的なスワップミート、大磯エクスチェンジマートの20倍程度の規模、と思っていただければ良いかと思う。車も欲しい車、実際に買えそうな車が多くありアメ車好きには楽しいイベントであるがこちらも全ては見ることができない。年に3−4回開かれるのでお好きな方は一度トライされる価値は十分にある。


2016年1月10日日曜日

 1月10日快晴の日曜日、横浜スタジアムで行われたミニの新年会に出店させていただく機会があった。当方残念ながらミニはわずかの経験しかなく、今乗って行く車もないため些か場違いの感はあるもののまあ同じ時代のヨーロッパのAセグメント(当時そんな呼び方があったかどうかは知らないが)、勝手に仲間と解釈して参加させていただいた。周りのミニと比べるとエンジンは半分程度しかないが車体はふた回りも大きいことが改めて実感される。

 2枚目の写真はエコバッグのショールームとして活躍する2馬力、非力なことを除いては荷物の収納力や使い勝手、乗り心地など現在の標準を持ってしても秀逸と思う。
驚くほどの経済性も持ち合わせていて似たような排気量の現在の軽自動車と比べても大きな遜色はない。ちなみにこのミニの新年会、毎年多くの車仲間と新年の挨拶を交わせるのが大きな魅力で特に今年は終日快晴で暖かく絶好のピクニック日和だった
こともありあちらこちらで車談義が満開だった。素晴らしい雰囲気のミーティングも主催者の地道な努力があってこそ、改めて感謝の意を表したいと思う。

2016年1月4日月曜日

1978年マスタング

 昨年我が家にやってきた”新顔”の一台がこれ!! 初年度登録が昭和53年なので多分1978年型と思しきフオードマスタングである。爆発的ヒットを記録した初代、初代のイメージを残しつつひとまわり大きくなった2代目と比べオイルショック後の時代を反映して小型化されたボディや牙を抜かれたパワーユニットと相まって当時は人気が今ひとつだったように記憶しているが今こうして身近で見てみるとボディはアメリカ車としては手頃なサイズだし内装は古き良き時代の
アメリカンテイストそのもの、しかも年代
の割には傷んでいない。加えてこの個体、当時のトップグレード、”ギア”で5リッターのV8が載っているのでいかに牙を抜かれたとはいえパワーに不足はないだろう。
今日現在は(多分燃料系の不調で)エンジン不動のようだがそこは頑丈なアメリカンV8、ちょっと調べれば息を吹き返すのではないかと期待している。ただ慣れ親しんだFIAT600や850と違って部品ひとつにしても大きく重い、非力な60半ばのサンデーメカニックがとにかく車検を取得するところまで持っていけるかどうかは新しい挑戦でもある。乞うご期待!!

2016年1月3日日曜日

新年あけましておめでとうございます

 新年あけましておめでとうございます。

2日の朝、恒例の大磯ロングビーチ Exchange Mart初売りに参加してきた。お正月に限り昭和の車のミーティングも併催、ということで大変な賑わい、あの広いロングビーチの駐車場に入りきらない出店者と観客の車が周辺部に溢れるほどの盛況で車好きの数の多さに改めて驚いた。朝4時に起きて6時前には会場に入るように出かけたのだがこれでもほとんど最後尾やっと最後の方で出店会場に滑り込めた状態だった。
早起きに対するご褒美は湘南の海から登る見事な太陽、2日なので残念ながら初日の出、という訳ではないがそれでも新しい年に向かってなんだか勇気をもらえるような見事な日の出だった。
2枚目の写真にあるように最近移動の足がメルセデスのV280になった。従来のメルセデスE240ワゴンも気に入ってたのだが相変わらずのマイナートラブル続きで車検も近づいてきて迷っていたらたまたま雑誌でV280の売り物が出ていて即決した次第。カーゴスペースは驚くほど広くなってあとは車のキャパシティーよりも荷物を出し入れする当方の体力の問題、と思えるほど何でも入る。ちなみにこの車も色々と電気仕掛け(?)がありある程度のトラブルは覚悟しているが早くも試練(!?)に見舞われた。年末の帰省中突然リアのエアサスが作動しなくなり(マニュアルによればとりあえず走行はできるということなので)リアが下がったシャコタン状態でのスワップミート参加、となってしまった。この件の顛末はまた改めて
加えて年末30日以来の風が治らずお客様と満足に話もできない状態だったがなんとか無事初売りも終了した。 という訳で今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。