2011年8月10日水曜日

プロカメラマンと言うお仕事



猛烈に暑かった今日、嬉しい来客があった。 2輪の各誌に寄稿している現役ライダーのI氏とカメラマンのO氏が最新のドカッティで我家の古いイタリア車と一緒に写真をという企画で御殿場、箱根でのロードテストの途中に立ち寄って頂いた。 嬉しいツーショットは近日発売の2輪誌に登場する予定でここでフライングするわけにはいかないのでプロカメラマンの仕事ぶりについて一言。プロに写真を撮ってもらうのは決して初めてではなく(古い車の話でFIATおじさんではない)今まで何度もお世話になってその都度丁寧な仕事ぶりとさすがのテクニックにいつも感心している。またレースカメラマンという職業がそのカタカナ文字からイメージされるカッコいい花形職業とは裏腹に、危険かつ相当なな肉体労働であることも過去の10年以上に及ぶレースサービスの経験から十分に承知している。聞けばOカメラマンはこの道30年、2輪を中心に取り続けているそうで正直なところはっきりした記憶はないがどうやら当時(30年近く前の話ですみません)チャンピオンプラグのレースサービスとして全日本全戦をカバーしていた当方は何度もお目にかかっていたようだ。例えばあの台風の中の鈴鹿8耐行ってましたか、とお尋ねすると”はい,勿論”との答え、あの時は降り続く雨でカメラマン各氏が1時間おきくらいにチャンピオンのサービスブースにやってきてはメインテナンスを終えてまた戦場に出かける、といった具合で今でも一番記憶に残っているレースである。話を元に戻すと、外は炎天下、ガレージの中も蒸しぶろ状態、かつ中は暗く綺麗な写真を撮るのは素人目にも容易ではない状況の中、何度もストロボの設定や背景の修正など本当に納得のいくまで滝のような汗をかきながら延々と繰り返す忍耐と努力に本当に頭が下がる。これがプロの仕事かと尊敬の念を新たにした。やっとOKが出た写真はそれは見事な出来栄えで某2輪誌に登場するのを楽しみにお待ちいただきたい。

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