ゴールデンウイーク第2弾は横浜おもちゃのワンダーランド、例年春のイベントは4月末頃だが今年は少し遅れて5月1日の開催だった。横浜のおもちゃの老舗サンセットの宇野さんの主催になるこの名門イベントに長年の友人であるM氏の紹介で参加させていただくようになってはや20回目ぐらいになろうか、ここ数回の楽しみは商談の方も一段落した午後1時頃から開催されるオークションで毎回200件近いミニカーやブリキがオークションにかけられる。スタート価格は魅力的な設定でもしライバルがいなければ普段見ることも叶わないようなレアモデルが安く手に入る(可能性がある!!)。今回も3枚目の写真にある2台の戦前のブリキ(1台はメルクリンのベンツレーシングカー、他の1台はメーカーは失念したが大きなレコードブレーカーで今まで写真でしか見たことがなかったもの)に挑戦したが1台はいつもたくさん買っていただいているお客様に、他の1台は著名なコレクター氏にせり負けてしまった。残念だがブリキのおもちゃにとってはその方が幸せだったのかもしれない。最近クラシックカーの世界では貴重なヴィンテージカーを所有するにあたり”ある一定の期間お預かりしているだけ”と言われることがままあるがこれらハイエンドのおもちゃに関しても同じことかもしれない。ある時期自分の部屋なりガレージなりに飾って楽しみ時期がきたらその楽しみを待っている次のオーナーの元に引き継いでいくというのはそれはそれで良いのではないかと思えるようになってきた。そう考えると今の自分の仕事は多くの貴重なモデルカーやオートモビリアに接することが出来てかつたとえ売れるまでのわずかな間でも間違いなく我が家に滞在するわけで有難いことである。もっとも貴重なレアモデルほど滞在期間は短くなるのが常でなかなか上手くはいかないものである。
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