次は8月のペブルビーチ、この頃には帰国時のPCR要項近く撤廃の噂が出ていたが私の帰国時はまだ必要、当初アメリカのサンノセ郊外のPCR検査場を訪ねたが日本の書式に合う対応はできない、とのこと、またここは発熱外来の診療所でもありまわりに明らかなコロナ患者が一杯でマスクを2重に付けた上で早々に退散、5月のイギリスの経験もあり意を決して2時間ドライブしてサンフランシスコ空港内の旅行者用のPCR検査場まで出向いた。ここはさすがに国際空港でなんの問題もなく検査は受けられ1時間後に結果が判明するが$230も取られたのと結果が出るまでの間の不安(前回のイギリスと違いそれまでに数日間アメリカで過ごしたあとなので感染しているリスクあり)は大きかったが無事ここでも陰性、MYSOS への対応は2回目なのでスムースにクリアして無事予定どうり帰国できた。
最後が11月のフランス、リヨン、この頃にはネックになっていた帰国時のPCR要項はなくなり障害はほぼ無くなったがMYSOSが新たに VISIT JAPAN なるソフトに変わっていたそうで海外でダウンロードして必要情報をアップし送信することが必要だった。若い方は簡単かもしれないがスマホに慣れない方は出国前にできる情報はアップし練習しておくほうが貴重な時間を無駄使いしなくてすむように思う。この旅はドイツのフランクフルトに降りてここから6時間のドライブにしたのだがここで焦ったのはフランクフルト第2ターミナル(主に国際線が到着するターミナル)にあるハーツレンタカーのオフィスがクローズしていてなんとシャトルバスに乗って第1ターミナルのカウンターまで行け、とのこと、普通なら大問題ではないのだがなにせ買付の旅、合計3個のスーツケースを持ってシャトルバスに乗ってウロウロするのは容易なことではない。空のスーツケースなので取られることはないとおもうが今どきアテンダントのないスーツケースを不用意に置いておく、などというのは犯罪行為と取られかねない、という訳で人の助けを借りながら、多くの方に迷惑をかけながら第1ターミナルまでたどり着いたが考えてみたら旅行制限はほぼなくなってもまだ海外からの入国者は十分に回復していないので国際線到着ターミナルのカウンターをクローズしているハーツに文句も言えまい、とも思う。このあたりも個人旅行の方は事前の確認をされる方が良いと思う。
今回の足は最新のフオードのコンパクト、日本に輸入もされてないので正確な名前も知らないがなかなかいい車でリヨンまでの往復1300KM+をなんのトラブルもなく快適に走ってくれた。アウトバーンで最高速に挑んだが今回は残念ながら200KMに遠く及ばなかった。フランクフルト、リヨン間にはミュールーズのフランス国立ミュージアム(旧シュルンプコレクション)を始めわずかの寄り道でポルシェミュージアム、メルセデスミュージアムなど自動車愛好家には外せないエンタテインメントが多くあり少し時間の余裕があればおすすめかも知れない。
という訳でいささかドタバタの買付であったが多くの皆様のサポートのおかげでなんとか無事乗り切ることが出来ました。2023年も3月のランス、5月のビューリーを始め数回を予定していますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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