2011年4月9日土曜日

アルファ155と遊ぶ


娘夫婦のアルファ155V6がしばしの間里帰りしてきた。 155V6はエンスーの心をくすぐる名車の誉れ高い車だが久々にそのステアリングを握って今更ながらアルファマジックに感心した。2.5Lとかなりの排気量だがこの快音と鋭い吹けあがりはどうだろう、言い古された言葉だが思わずシフトダウンして楽しみたくなってしまう。 エンジンだけではない、最初のコーナーを回った途端に気が付くジャストステアの快感、FF2.5L、フロントヘビーでも”しつけ方”次第でこんなにも快適に乗れるものだろうか。この快感と引き換えなら安っぽいプラスチックの内装も、信頼性ゼロの電気系も全部許してしまいたい気になってくる。壊れても壊れても(最近はそんなに壊れないそうだが)アルファを買う為にわざわざ遠くのディーラーまで出向くファンが(数は多くないかもしれないが)確として存在するのはまさにこのアルファマジックのなせる技だろう。ちなみにこの155、室内やトランクも広く意外にも実用性も悪くはない。ドアハンドルやスポイラーなどのプラスチックパーツが色あせして変色してしまっているのは御愛嬌といったところ、フロントの面構えなど我々の年代のファンには何となくあの弁当箱ジュリアTIの面構えを思い出させるところがにくい。よく整備されたシトロエンXMとアルファ155の2台があれば楽しいだろうなーーとちょっと春の夢を見てしまった。 春と言えば我家の桜、遅ればせながらやっと8分咲きになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿