2014年2月15日土曜日

ヨーロッパの働く車

少し古い”ヨーロッパの働く車”達には実に表情豊かで可愛い仲間が多い。1枚目は昨年のフレンチブルーでとらえたシトロエンのHバンとカングーのツーショット、2枚目は今年のレトロモビルに出ていたアルファロメオF11(と言う名前だったと思う)、3枚目はパリの蚤の市に来ていたシトロエンディアーヌのフルごネット、他にもざっと思いつくだけでもFIAT600ムルティプラや850のファミリアーレ、ルノーエクスプレス等々、数えきれないくらいの仲間がいる。いずれもコストと機能性を追求した結果とは思うがそれでも60年代までは設計者の意思とセンスによって全く違った結論が導き出されていたのは興味深い。こんな車達が街にあふれていたら最近の目じりがつり上がった車と違って人の心もうんと和やかになると思う。 もっとも最近ではヨーロッパの商用車も似たようなデザインが多くなってきており色も平凡な白が多いのはきっとコンピューターで最適解を導き出すのでみんな同じになってしまうのではないだろうか。僅かばかりの合理性より個性豊かなデザインの方がはるかに売れる要素にもなると思うが如何なものか?
昔、格好の悪い車は罪であると言う記事を読んだ事を思い出す。なぜならあれだけの大きな物がしかも自在に動き回って多くの人の目に好むと好まざるにかかわらず飛び込むのだから車は恰好よくしかも良い色でなければならない 、と言うような内容だったがまさに我が意を得たりである


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