2014年2月9日日曜日

パリの蚤の市

 パリの3大蚤の市についてはご存知の方も多いと思う。東の端のモントレイユ、南の端はヴァンヴ、そして最も有名なのは北の端、クリニャンクールである。いずれも毎週週末(土)、(日)そしてクリニャンクールは(月)もやっている。このうち写真1枚目のモンレイユは衣類や靴などが中心で当方のように古いおもちゃやオートモビリアしか興味のないものについては残念ながら時間の無駄、と思うが規模は大きく東京の大井競馬場で毎週開かれているスワップミートの数倍の規模はあるように思う。古着等に興味のある方には宝の山かも知れない。これに比べると2枚目のヴァンヴは様々な骨董やアクセサリーを売るお店が多く楽しい。日本人の観光客が多いのも特徴で右からも左からも日本語が聞こえてくる。お目当てのおもちゃや自動車関連のアンティークを売る店も何店かはあるが総じて価格は高く”おじさん、場所間違っているのじゃないの?”と感じるようなレトロモビルの会場や立派なショップと同じような値段を平気で言ってくる。不思議な物で自分の想定価格の1.5倍程度なら頑張って値切ろうと言う気になるがそれ以上の値段を吹っかけられると値切る気さえ起きないで”Good Luck"と早々に逃げ出してしまう。3枚目のクリニャンクールは少し様子が違って何百かのお店が集まっている(但し上述のように土、日、月しか開いていない)。地下鉄の駅から骨董街に行く途中にモンレイユのようなテントの市があってここがクリニャンクールと勘違いしそうだが本来の骨董街はそこを抜けた先にある。アンティーク家具屋さんが中心のようだがそれ以外の骨董を売るお店も多くおもちゃ屋さんも多くは無いが何店かあり
かなりのレア物もある。ここでは顔見知りのお店も何店かあり今回も散策中大雨が降りだしたので知り合いのところにかけ込んで雨宿りをさせてもらった(もっともその間色々と物色するので結局は多くの買い物をすることになってしまうのだが)。地下鉄の駅からの途中は物売りが声をかけてきたり日が暮れてからはあまり一人歩きはしない方が良い雰囲気だが骨董街の中は全くそんな感じは無く楽しい。日本や他のスワップショップと違って朝は割合ゆっくりで昼前から開けるところも多い。パリの蚤の市めぐりの出発点としてお勧めだと思う


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