2014年2月11日火曜日

シトロエンH(アッシュ)バン

 今回のパリの買い付けでラッキーだったのは今や”幻の”という形容詞が似合うようになったJRD製のシトロエンH(アッシュ)バンとトラックを2台も手に入れることが出来たことである。密かに期待はして行ったがレトロモビルの会場では見つけることが出来ず諦めかけていたところクリニャンクールの行きつけのショップで何と2台一緒に出ているところを発見、価格は決して安くは無かったが、かと言って大きなショーでたまに出てくるような天文学的な値段ではなく後の事はままよ(!!)とばかり思わず清水の舞台から飛び降りてしまった。正確なスケールは不明だが全長30cmを優に超す大柄な車体は実車よろしく波打った鋼板製で実に雰囲気が出ていて眺めていると思わず笑みがこぼれてくる。アンティークショップや移動ケータリング等に今なお絶大な人気を誇るこの車、1940年代後半からたぶん70年代後半ぐらいまで生産され少数ながら日本にも正規輸入されたはずだが今や路上で見ることはまずない。3枚目の写真はパリの蚤の市で見つけた実車でかなり大きいサイズだったのでボディ後半は特注かもしれない。最近の目がつり上がった車ばかりでなくこういった車が街中にたたずんでいると人の心も優しくなると思うのだが如何だろうか? 2台とも自分用のコレクションに加えたいところだがそれでは来月の食費もままならないので近日中にホームページのユーロピアンコレクション For sale に登場する予定、乞うご期待


0 件のコメント:

コメントを投稿