砂漠の真ん中の町で気持ちの良い一夜を過ごしてふと気がつけば外にはもう紫外線をたっぷりと含んだ容赦ない砂漠の朝日が照りつけていました。 レストランで好物のアメリカンブラックファースト、渇いた喉に熱いコーヒーがたまらなくおいしいのです。 Two Egg Scramble とはいうもののどう見ても卵3-4個は使っているスクランブルがまた大変美味、唯一日本の方が美味いかなと思うのは食パン、大きいもの好きのアメリカ人なのになぜかトーストは薄くて小さくイマイチ、ついハッシュブラウンの方に手が伸びます。今日のルートは途中少し寄り道をして Death Valley 経由でラスベガスまで、あと500Km程度、途中小さな峠を越えて Valley に入ります。一枚目の写真が峠から遠くにDeath Valley を見た風景です。この Death Valley の真ん中に Furnace Creek と言うオアシスがありそこにもゴルフ場があります。Furnace とは炉のことで夏場の日中はそれこそ摂氏50度を超す場所です。家族連れで真夏に訪れたことがありますがまったくもって冒険旅行の感じで途中の見物でも万一再スタート出来なかったらと思い車のエンジンを切る気にはなりませんでした。このゴルフ場、そんな訳で秋から夏前まで営業しているのですが、ここは熱さ以外にもう一つ“世界一”の称号があります。 ここ Death Valley は標高が水面下なのです。 そんな訳でこのゴルフ場も水面下数十メートルにあり“世界一”低い位置にあるゴルフ場というタイトルがあります。 世界一とあらば当然プレイしなければなりません。昼前には到着し外の温度を確認するとたぶん35度程度、このぐらいなら大丈夫とここでも1ラウンド、ここもほとんど貸し切り状態でしたがそれでも砂漠の真ん中でゴルフをやろうという同志が他にも数名はいました。 途中所々にあるスプリンクラーで体を冷やし(いくら濡らしてもあっという間に乾いてしまいます)2時間ちょっとで18ホール終了、大満足で Let's Go Vegas と相成りました。3枚目は Death Valley の名所の一つ Bad Water" はこちら(といっても50KM程度先)という標識です。その名のとおり塩分が堆積し死海と並ぶ塩水湖でとても飲めるような水ではないことからこの名前が付いたそうです。 ここからべガスまでは約2時間、約2年ぶりのラスベガスはストリップの一等地にシティセンターなる複合ビルが誕生、シティセンターと言いながら中にはちゃんとカジノがあるそうです。 リーマンショックの後は少し客足が減ったそうですが今は以前と変わらない喧騒で他にも工事中のビルがたくさんありました。ここにもアンティークモールなる場所があり翌朝10時の開店を待って出かけたのですが掘り出し物はありませんでした。金持ちの集まるべガスはたぶん“売る”場所であって“買う”場所ではないのでしょう。
2010年6月3日木曜日
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FIATおじさん
返信削除タフですね!
数年前に僕は ロス〜ヴェガス往復を
レンタカーで走りましたが、
帰りは辛かったです。
さてさて、
アナハイム経由サンディエゴへの
ドライブ楽しみです。