2010年6月7日月曜日

アメリカにアンティークの買い付けに行ってきました(最終回)


アメリカの旅も終りに近づいてきました。最終回はラスベガスからアナハイム経由でサンディエゴまで600KM程の道程です。 べガスからアナハイムまでは約4時間、途中2時間あたりまでは相変わらずの砂漠風景で数十キロ毎に小さなオアシスの町が現れますがその後は急に交通量が増え、周りの景色もだんだんと緑が増えてきます。 少し行くとパームスプリングスやリバーサイドと言ったちょっと郷愁をそそる名前のサインボードが現れてきます。そんな田舎町のバーガーキングでランチ、外の空気が気持ちが良いので車に戻ってバーガーをかじっていると周りにポテトをねだるリスたちが遊びにやってきました。アメリカ人に言わせると人の数よりリスの数の方が絶対に多いそうですが本当に砂漠の中でも、ゴルフ場はもちろん、街中でもどこに行ってもリスを見かけます。ハンバーガー屋さんの近くにいるリスはさすがに栄養が良いのか丸々と太っていて少しダイエットが必要なようです。あんまり食べ物を与えるといけないんだろうなと思いつつ、ついかわいくてポテトをあげると喜んで取りに来ます。 昼食後ひと眠りしてかららラストスパート、午後3時前にはお目当てのアナハイム、ホビーシティに到着、この中の一件が模型ショップです。自動車が中心ですが最近人気の鉄道や航空機も少しありました。もちろん最近のアメリカのモデルが多いのですが一角には古いモデルやヨーロッパのミニカー、日本製の古いプラモデルなどが所狭しと置かれています。 中にはスーパーディスカウント品も多くあり思わず財布のひもが緩んでしまいます(財布だけでなくどうやって持って帰るかという大問題もあります)。写真のモデルは比較的最近のフランクリンミントの57年プリムスフュリーですがこれもなぜか大バーゲンでゲットしました。唯お目当ての50-60年代のプロモカーはそんなに多くの在庫はなくこれと言った掘り出し物がなかったのは残念です。 私は古いプラモデルについては残念ながらそんなに知識はないのですがそのあたりに詳しい方でしたら行ってみる価値は十分にありそうです。 ちなみにここからすぐのところに車関係のモデルに強いアンティークショップがありそちらも寄ってみました。唯こちらも残念なことに50-60年代のプロモカーはちらほらでもう少し新しいモデルが中心のようでした(つまり自分の年代はもはやお店のターゲット購買層ではないということでしょうか!?)
最後の写真はこことは別のアンティークショップで見つけた60年代の Firestone のテーブルトップサイン、アメリカのサインにしては小柄で横幅で40cm程度、日本の部屋にもうまく置けるサイズです。たまにこういった優れものにもバーゲン価格で出会いますが一般的には偉大なるE-Bay Auctionの影響でしょう、もはやアメリカのアンティークショップで掘り出し物を見つけるのは容易ではないようです。E-Bayにより全体的な相場が形成されたのは良い事なのでしょうが、反面何かを見つける興奮や楽しみが無くなった(もちろんE-Bay上ではそれでもたまにサプライズがありますが)のはさびしい事です。なんだかんだでそれでも車一杯の荷物となって最終目的地のサンディエゴに向かいました。最後に教訓を一つ --- アメリカのショッピングで気を付けることはとにかくパッケージが大きいということです。 アメリカの風景の中では気にならずついつい買ってしまうのですがいざスーツケースに入れようとするとこれが入らないということになりかねません. また最近は各エアラインの荷物の制限が厳しくエリートメンバーでない場合は1個20Kg以内、3個目は$150程度の別料金をとられますのでご注意を。

 

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