先週末は恒例のフレンチブルーミーティングが車山でありプジョー309にありったけのオートモビリア(わかりやすく言えばガラクタ!?)を積んで出店して来ました。木曜日頃から天気予報は台風の直撃予想、究極の晴れ男のFIATおじさんも今回ばかりは観念して2日間晴れという虫の良いお願いは引っ込めてお天気の神様と取引の作戦ーーー土曜日は雨を降らせても良い代わり日曜は絶対晴れさせる事、と言うことで取引成立(?)、台風による大雨の中土曜日朝から出陣、走り出してすぐこのプジョー、ヒーターが効かないことを発見、まあ何とかなるでしょうといつもの楽観主義でそのまま行くことに(いまさら身動きがとれないほどの荷物を乗せ換える気などまったくなし!!)。ところが何程も走らないうちに窓が猛烈に曇ることに気が付き最初はウエスで拭いていたものの追いつかず、エアコンは良く効くのですが暖かいエアーミックスが働かないということは凍るような冷風をどんどん吐き出してくる訳で最初は我慢していたもののそのうちあまりの寒さにジャンパーを着て手袋をして運転する羽目になりました。普段ヨーロッパ車のエアコンの悪口ばかり言っている祟りでしょう、猛烈に良く冷える事、ハイ、ヨーロッパ車のエアコンも寒い時は良く効くこと間違いありません!! それでも11時過ぎには車山に到着、雨と霧と寒さの中、結局土曜日のスワップミートは断念して日曜に賭けることに。 天気予報も日曜午前中は晴れ、夕方から雨と言うことでお天気の神様との取引どうりのストーリーに。 友人のO氏にも明日は晴れ間違いないのでぜひどうぞと自信を持ってお誘いしました。
明けて日曜日、霧雨の残る中、店の準備の為7時過ぎには会場へ、そろそろ朝日が差してくるハズが一向に雨はやむ気配なし、そのうち晴れるだろうとの思いもむなしく結局終了時間の午後3時過ぎまでずっと雨は降り続きました。それでも熱心なフランス車ファンは続々と車山に集まり売り上げもそこそこ、珍しい車をたっぷり見て楽しく充実した一日ではありました。 最後に“ちょっといい話” と”とびきりのいい話”をご紹介します。“ちょっといい話”:超希少車である309ブランも地味な外観故、普段は気付く人もないのですがさすが車山のセンターパーキングに駐車しておくとひっきりなしに写真を撮られる人気車に、会う人毎に“珍しいですね”と声をかけられ“そうでしょう”と309もちょっぴり自慢顔になったように見えました(これでご機嫌を直して帰りはヒーターが効くかと思いましたがやはりだめでした)。
“とびきりのいい話”:前泊したペンションで一緒だったファミリー、2CVで一家4人で車山詣で、2CVで山登り大変だったでしょう、と聞くと、”はい大変でしたと涼しい顔”、大の大人4人ではさすがに上らなかったそうです。 そこでこのファミリーどうしたと思います!? なんと中学になった子供2人はバスに乗せてあとの二人で山頂まで登ってそこで子供たちを拾って車山まで来たそうです。お母さん曰く、子供が小さいうちは4人でも何とか登ったんですがネー!! 車離れが叫ばれる昨今、2CVファミリーのファイトに乾杯、きっと中学生のお子さんもとびきりのエンスーになってくれることでしょう。
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