2011年3月17日木曜日

地震のお見舞い申し上げます(ちょっと古いラジオの話)

前回のブログを書いて数時間後に地震はやってきた。ここ神奈川県西部でも揺れは相当に激しくまた長く続きこれはただならぬ事態と感じさせるに十分だった。幸い自宅に居り我が家には特に大きな被害もなかったがテレビと通じてリアルタイムで放映される悲惨な光景にただただ被災された方の無事と一刻も早い救出、復興を願わずにはおられません。 直接被災された方、ご家族御親類が東北、北関東に居られる方、通勤でご苦労されている方、遅くなりましたが改めて心よりお見舞い申し上げます。
今回の災害でトランジスターラジオが情報伝達の手段として脚光を浴びているが私も(多少アンティークラジオを売っていることもあって)ラジオファンの一人である。当方で扱っているラジオは1950-60年代の真空管ラジオが多くトランジスター版であっても60年代の物が多い。写真(1)は(なかなか売れないので)最近数カ月我が家に居座っている1948年型(はい、私の生まれる1年前です!!)GEの真空管ラジオで今これを書いている最中もずっと点けっぱなしである。内蔵式のアンテナがあって良く聞こえるのと何となく柔らかい音質がいい。写真(2)はファイアストーンの1940年代の真空管式、既に売れてしまったが素晴らしいキャビネットだけでなく実際によく聞こえた。タイヤで有名なファイアストーンだがラジオをはじめとする家電各種や自転車などもかなり大規模に作っていたようである。写真(3)はおなじみチャンピオンの60年代のラジオでこれはトランジスターで9V電池で作動する。これは何と日本製で考えてみればトランジスターラジオは当時の日本の花形輸出商品、チャンピオンも販促品を作るのに安くて性能のよい日本製を選んだのだろうと思うと元チャンピオンマンとしては感慨深い。

ちなみにAM放送はアメリカと日本で同じ周波数域を使うのでアメリカ製でも日本で問題なく聞けると認識していたのだが先日友人にそれは昔のアナログラジオのことで今のデジタル選局ラジオはあまり良くは聞こえないような事を聞いた。どなたかご存知の方がおられれば教えていただきたい。

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