焚付けにも多少のテクニックが必要で当初は部屋中煙で悪戦苦闘していたがそれも1週間程度で卒業、ストーブの窓を通して赤くゆらゆらと燃える火を楽しむまでにそんなに時間はかからなかった。
これで寒さからは解放されたと思いきや薪ストーブは想像をはるかに超える”大食漢”であることが判明(ホームセンターで売っているひと束600円程度の薪は2-3時間で無くなってしまう!!)、今度は薪の調達に追われることとなった。冒頭にも記したが田舎のありがたさ、薪の材料自体は少し声をかけるといくらでも無料で頂けそうであるがこれを燃やせる状態にするのにまた手間がかかる。まず適当な長さに切らねばならない。幸いチェーンソーは以前から手元にあるがしばらく使っていなかったのでまずこれをオーバーホール(この辺はおかげさまで古い車のことを思えば朝飯前!?)、次にソーの目タテをしこれで切断はOK,次は切った素材を大ナタで2-4本に縦割にする。今までペンやスパナ以上に重い物を持ったことのないへっぴり腰だったがこれも数日やっているうちにコツがわかり快感に!! 保証します。ストレス解消にこれほど適したものはないです。世の中のサラリーマン諸氏、上司の不満、会社の不満があったら薪割りをお勧めします。
こうしてできた薪は本当は半年ほど乾かしてやっと本来の薪になるのだそうですが今年はそんな悠長なことは言っておれないので取り敢えず無理やり燃やしている。
あと灰の処理が大変で数時間で灰受けがいっぱいになるので捨てなければならない。この灰は20Lのオイル缶に捨てるのだがこれも2週間もたたないうちに一杯になる。さてこれをどうするかとなるがそこはうまくしたものでこれは家庭菜園の畑の土に混ぜると良いそうでこれも1件落着。
長くなったが平均して1日1時間程度はメインテナンスにかかりそうである。でそれだけの値打ちがあるかと問われれば答えは明白でもはやこれなしでは冬は過せないと思う。
今導入を考えておられる方、くれぐれも薪の調達の目途を立ててからにされますように。繰り返します。薪ストーブは想像をはるかに超える”大食漢”です。
我が家も自宅を新築した折に薪ストーブを設置
返信削除かれこれ20年近く活躍しています
やっぱり当時、本体が30~40万円ほどで
案外、安いんじゃないのなんて設計士に依頼したら
煙突や防火壁等で最終的に国産乗用車1台分になりました(笑)
FIATおじさん宅に、今度お邪魔した時に見せて下さい
ちなみに乾いていない薪は煙突にタール等たまり易いのでご注意を
一昨年、我が家では軽い煙突内火災を経験(大汗)