2012年2月27日月曜日
横浜ノスタルジック 2 Days
横浜のパシフィコで行われたノスタルジック 2 Days イベントの日曜日スワップミートに出店してきた。場所はせまいが屋内でお天気の心配はないし出店料もリーズナブル、近いのも魅力である。若者の車離れが言われるがお客様の数は想像より若いカップルも多くみられ中々の熱気が感じられた。主催者のプロフェッショナルな運営も気持ちが良く見に行くのも、スワップミートに出店するのもお奨めのイベントと思う。写真は毎度おなじみの出店風景だが我がブースの前には映画 Back to the Future で有名なデローリアンが展示されていた。アメリカの会社で長年働いていたFIATおじさんにはアメリカンドリーム(と挫折)の象徴のようなこの車には特別な感慨がある。GMのポンティアック事業部のトップにまで登りつめ日の出の勢いであったデローリアンガ自らの夢を実現した車で実際に何台かは”量産”され町で見ることもあったがそれでも巨額の投資を回収するところまでは至らず間もなく破産してしまった。自動車王国アメリカでは自ら車を作ろうという試みは昔から数限りなくありデローリアン以外にも有名なところではタッカーなどもあったし今現在もEVで大規模な車作りを目指している実業家がいる。アメリカンドリームは健在のようである。
2012年2月23日木曜日
今日は富士山の日
今日は2月23日の語呂合わせで富士山の日だそうだ。富士山の見えるところに移り住んで早44年になる。初めて富士山をまじかに見たのはそれよりさらに数年前、はるばる第3回の日本GPを見るために和歌山から夜行列車にのって出来たばかりの富士スピードウエイを訪れた時だと思うが以来富士山大好き人間を続けている。写真は今週の月曜日、久しぶりに富士見パノラマにスキーに出かけた時のものでスキー場から小さく見える富士、河口湖大橋からの富士、それと富士山とは関係ないが八ヶ岳の勇姿である。昔からどこから見る富士がベストかという議論があるが私は御坂峠の旧道、天下茶屋のすぐ下あたり、或いは少し歩いた三つ峠あたりから見る富士がベストではないかと思う。表側(こう言うと山梨、長野の方に叱られそうであるが静岡にしばらく住んだことのある身には静岡から見る富士が”表”なのである)と異なり宝永山の姿が見えず、また大沢崩れの傷もそんなに気にならずとにかく左右のバランスが良くまた裏側(また言ってしまってゴメンなさい)ゆえ雪が多くその面でもバランスが良いと思う。御坂峠を越えられる際はトンネルではなくぜひ一度旧道にチャレンジされてFIATおじさん一押しの富士の勇姿をご覧いただきたい(冬場は旧道は通行止めかもしれないので事前にご確認ください)。
2012年2月21日火曜日
アルファスパイダーの里帰り
先週の金曜日、2年半ほど前に嫁いでいったアルファスパイダーが見違えるほどきれいになって里帰りしてきた。このスパイダー、その当時も女性的な美しいピニンファリーナのスタイルとそれに似ず豪快なフィーリングで大変気に入っていた車であるが今こうしてさらに磨きがかかってやって来ると一段と魅力的に見える。現オーナーは洒落者で寒風をものともせずオープンの状態でやってきたのがうれしい(ちなみに写真のごとくこの日の朝は2日連続で雪の朝だった)。やせ我慢の奨めではないがオープンカーが似合うのは実は(多少の防寒装備は要るが)真冬の晴れた日で足元からヒーターをガンガンかけ寒風の中を飛ばす快感は何物にも代え難い。
このアルファ、シリーズ3で既にインジェクション化されているがそれでもエンジンがかかる時のフィーリングはまさにアルファツインカムでさあ行くぞ、という感じにさせてくれる。ボディサイズに比べ室内はいたって狭くまさに彼と彼女の2人の為の空間と言った感じでシートの間隔も狭く大柄な男2人ではいささか狭いと思う。考えてみればアルファスパイダーは今が旬かもしれない。つまりユーノスロードスターではちょっと物足りない、かといってこれより古いオープン2シーターを実用に使うのはいささか不安が残る、しかもそれだけで存在する価値ありの美しいスタイル(初代デュエットならなお良いがそう簡単には手に入らない、従って比較的安価なシリーズ3あたりがお奨め?)と三拍子そろった車はなかなか無いのである。それでも20年以上前のイタリア車、ノートラブルとは間違っても考えない方が良いがそれがまた楽しみではある。そもそもこれだけの美女を手に入れるにはその程度の覚悟はしておく必要があろうというもの。FIATおじさんの”再度手に入れたい車”リストの最上段に位置する名車だと思う。
2012年2月17日金曜日
グッドバイ MG ミジェット
これもいささか古い話で恐縮だが1月の中旬にMGミジェットが横須賀の愛好家のもとに嫁いでいった。FIATおじさんとしてはちょっと意外な車種に思われるかもしれないが車仲間がミジェットはイイヨ、と口をそろえて推すし”スポーツカーはMGに始まりMGに終わる”となどと聞けばやはり一度は乗ってみたいと2年半ほど前に手に入れた車である。ボディだけはレストアが終わっておりエンジンも一発始動、これなら自分で仕上げるのも簡単と買い込んだが例によってサボっていて作業は一向に進まず2年以上もガレージで惰眠をむさぼっていた始末、そうこうしているうちにお蔭さまで“骨董屋のおやじ”業が忙しくなってきて(これは言い訳ではなく本当の話)このままではミジェットが不憫なので良い嫁ぎ先を探していた次第である。幸い新しいオーナー氏はご自分で工夫しながら仕上げていかれるタイプのようでミジェット嬢も今度こそ元気を取り戻して野山を走り回ることと思う(ちなみにこの車の前オーナーも自分で仕上げようとして挫折された由、これが3度目の正直である)。ミジェットに幸あれと祈る。
話は変わるが今朝起きてみると外はうっすらと雪景色、立春を過ぎても寒い日が続くが差し込む朝日はもう春のそれ、薪ストーブにごくろうさんを言う日も遠くないだろう。春よ来い!!
2012年2月16日木曜日
JCCA ニューイヤーミーティング
2週間以上も前の話で恐縮だが撮りためていた写真の中から1月末に行われたJCCAのニューイヤーミーティングの参加風景をご紹介したい。今年はいつものFIAT850に加えてシトロエン2CVブルゴネットとの2台体制でスワップミートに参加した。思えば30数年前伝説の第1回、雪のプリンスホテルのミーティングを見学に行ったのが古い車との“泥沼生活”を始めた原点であったように思う。第2回目にはFIAT850にまだ小さかった子どもたちと愛犬を詰め込んで参加、以来ほとんど皆勤賞である。いまだに親しくさせて頂いている古い車仲間の多くはこの時代に知り合った方々で色々な意味でこのミーティングだけは特別なのである。ここ2-3年は日頃のメインテナンス不足がたたって毎年何らかのトラブルを抱えながらの参加(3年前は数百メートル手前で燃料ポンプのトラブルでストップ、2年前は横浜新道でストップ、なんとディスビを交換して昼ごろ到着、そして去年は前日日付が変わる頃まで友人のH氏を巻き込んでマスターシリンダーの交換等々)だったがお蔭さまで今年は2台ともノートラブルで完走した。
スワップミートにとって今年の最大の敵は寒さと強風、寒さ対策は十分にして行ったつもりだったが例えば風邪に強いはずのアラジンもこの強風では火が消えてしまい使えなかった。結果として十分に準備していった温かい食材もすべてダメ、震えながらの1日となった。しかも軽い商品は飛ばされてしまう為手持ちの商品の内1/3 程度は展示できずだったが売る方はいささかギブアップ的な感じだったがそれでもお客様の情熱は熱く終わってみればお蔭さまで1回のイベントとしては新記録となる売上だった (寒い中わざわざお出かけいただいたお客様に感謝!!)。
ここ何年か会場変更の噂も聞くが今の日本でこれだけのお客様が集まるクラシックカーイベントはほかに無く会場はどこになろうともいつまでも続いてほしいものである。一つだけ主催者に改善をお願いしたいことがある。朝の集合時間帯(6時過ぎから8時頃まで)は参加者で会場周辺は1-2Kmもの渋滞となり会場に入るまでに1時間程度もかかってしまう。この間一寸刻みが続く訳で現代の車ならともかくクラシックカーにとっては難行苦行以外の何物でもない。会場内は広いので受付、誘導を少し増やせば簡単に改善されるのにと思う。
2012年2月14日火曜日
2か月のご無沙汰です
またまた“だれにも負けない意志の弱さ”を発揮して2カ月もブログを休んでしまった。決して言い訳をする訳ではないがお蔭さまでこの間猛烈に忙しく2月も中頃になってやっと“忙中閑あり”となった次第、この間どんなことがあったかについては追って書きたいと思うがざっと拾うと、検査入院4日(おかげさまで無罪判決)、FIAT850の車検、古い車2台との別れ、車検を頼まれている古いバンプラの整備、ニューイヤーミーティングへの2台での出場、和歌山への帰省、その間をぬってほぼ毎週のイベント出店、会社の決算(税理士さんに頼まないで自分で挑戦してい る)、薪ストーブの為の薪の調達--- と言う訳で毎日フル回転の状態である。今回こそせめて週に2-3回はブログを更新したいとの誓いを込めて(意志の弱さはだれにも負けないがなかなかギブアップしないのが良いところ?)今回はこの間の出来事から2枚の写真、詳細については近日中に(今度こそ本当に近日中、の予定です、たぶん!!)
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