2012年3月31日土曜日

ポーター君過労でダウン?

働き者のポーター君、わが家にやって来て以来東奔西走の大活躍だが先日近所に薪をもらいに出かけようとしたらアレレーーー、エンジンがかからない。正確に言うとスターターが回らない。里山の暮らしで軽トラが動かなくなるということは都会のマンションで突然停電したようなもの、不便この上なく最優先で直さなければならない。当初電気の消し忘れか何かでバッテリー上がりを疑ったがイグニッションランプは赤く点灯する。それでも念のためジャンプケーブルで予備のバッテリーをつないでも状況は変わらず、ならばと押し掛けをすると一発でかかる。80年代以降のコンピューターの入ったエンジンと違い話はいたって簡単でこれで床下にあるスターターモーターのトラブルと断定、メインのモーターのトラブルは考えにくいのでソレノイドに至る配線の接触不良にほぼ間違いなし、と順に端子を磨いていったら無事復旧した。生まれた年は10年ほど違うだけなのにイタリアやフランス生まれの仲間たちは美食(ハイオクガソリン)を食らい屋根の下でワックスをかけてもらって過ごしているのにこのポーター君ときたら一番の働き者なのに寒空の下、粗食に耐えながら何の手入れもしてもらったことがない。きっとこれはそんなポーター君のささやかな抵抗だったに違いなく大いに反省している。ごめんな、ポーター君!! 

1 件のコメント:

  1. kotaro Hirotsu2012年4月1日 14:32

    こういう記事がいちばんほっとしますね。豊中の修理工場も、メイン活躍車両は昭和の終わり頃のスバルサンバートラックです。イタリアやイギリス車の古いのを猫可愛がりするばかりでなく、「もったいない」という言葉を口にするのならば、日本の働き者の車たちを、ちゃんと尊敬していかないと、いけませんね。

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