2012年3月3日土曜日

クライスラーボイジャー

数日前クライスラーボイジャーの車検に行ってきた。クラシックカーと違って10年落ちの現役車では車検に伴う苦労話は何も無く車検場に行ってラインを通すだけなのでブログのネタにならない。そこでボイジャー自体について少しだけ書いて見ようと思う。遠距離のスワップミート出店の絶好の足と思っていたベンツC200ワゴンがあっという間に売れてしまったので(これについては別に書くつもり)現在のところ長距離の出店はこのボイジャーがメインで活躍している。7人乗りロングホイールベースで珍しい4駆仕様、車両重量2,020Kgの巨体で最近のエコブームの対極に位置するビッグアメリカンである。ちなみに僅か20Kgオーバーで車検時の重量税は¥50,000なり、悔しい!! さすがに車内は広大で3列目のシートを付けたままでもアンティークを入れた大きなポリケースを6個、苦も無く飲み込むが普段はそれも外してある。こうするとテールゲートを開けた時2列目シートの背後までにはここで生活できるんじゃないかと思うほどのスペースが出現する。エンジンは3.8L、V6で動き出しは最近のオートマには珍しくもっそりとしている。一旦スピードに乗ってしまえば特にパワー不足は感じないがそれでも2トン+フルタイム4駆に3.8Lでは“右足にちょっと力を込めれば望むままの加速ーー”とはいかない。エンジンルームに収まるかどうか知らないがもし入るならこの車こそヘミV8がふさわしいと思う。ちなみに燃費は当然のことながら誉められたものではなく頑張ってエコランをして長距離をこなしても9-10KMといったところ。街中ではもっと悪いだろうがさすがにこれだけの巨体では街乗りに使おうとは思わない。多くの輸入車に共通の欠点だが無理に右ハンドルにしている為ペダルが中央に寄っていて斜めに座らなければならないのがつらい。ちなみにFIATおじさんはサラリーマン現役時代クライスラーフルサイズ(イーグルビジョン、300M,300C)を3台乗り継いだクライスラーファンでありこの車も左ハンドルだったら全く違和感なく乗れたと思う。

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