縁あってしばらく生活を共にしたちょっと古いホンダアコードが先日新しいオーナーのもとに嫁いでいった。FIATおじさんとしては珍しい国産車かと思いきやこのアコード、アメリカからの帰国子女で立派な外車、車検証上の名称もホンダオフアメリカ、となっている。今となっては昔話だが日米自動車摩擦華やかなりし頃、アメリカからの自動車、自動車部品の輸入を増やすための苦肉の策として考え出されたもので並行輸入ではなく正式にディーラールートで売られたものである。まあそんな話はどうでもよいとして当方はこのアコードワゴンが歴代のアコードの中でベストデザインではないかと思っている。今の車と並んで見ると意外と小さいのだがふっくらとしたおおらかなデザインで大きく見える。アメリカ進出が早かったホンダのヒット作で当時フオードトーラスとベストセラーを争った車である。平成9年の登録なのでまだほんの16年前の車だがもう街ではほとんど見かけることも無くなってしまった。さすが日本の車(ではなかったアメリカ車です!!)、全くトラブルもなくまだまだ元気で頑張れそう、新しいオーナーのもとで幸せな余生を送ることを祈っている。
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