2016年2月23日火曜日

横浜ノスタルジック2Days

 先週の週末(土)(日)の2日間、パシフィコ横浜で行われた横浜ノスタルジック2Days に出店してきた。今回で多分5回目の出店と思うが最初の2年は日曜のみのスワップミート出店から始まりここ3年は業者ブースで出店している。初日の(土)はあいにくの春の嵐、とかで屋内で出店していると様子は分からないが外はかなりの雨と風だった様でお客様の入りも底調だったようだが(日)は天気も良く多くの人で賑わっていた。
 2枚目の写真は会場で見つけた珍車、オリジナルのルーチェロータリークーペと思う(違っていたらごめんなさい)。当時ベルトーネがデザインした車で日本のメーカーがこぞってイタリアンデザインに走った時代のマツダの回答である。ちなみに他のメーカーはというと公式に認めている場合とそうでない場合があるようだが日産はピニンファリーナ、いすゞはギア、日野はミケロッティ、ダイハツはヴィニャーレ、プリンスはスカリオーネ、といった具合でトヨタを除く主要メーカーすべてがなんらかの形で
イタリアのカロッチェリアと関係を持って
いたことになる。中でも傑作はご存知117クーペ、量産化には至らなかったがコンテッサスプリント、そしてこのルーチェロータリークーペではなかろうか? 当時の日本メーカーとイタリアカロッチェリアの力の差を改めて感じる。3枚目は会場の一角、佐原画伯のギャラリー。古き良きアメリカの自動車シーンを描くトップアーティストで年が近いこともあって昔からの熱烈なファンである。
常々思っていることだがこうしたシーンから受ける感激、あるいはそうしたシーンを捉える感性は多少の差はあれ多くの人が同じではないかと思う。だからこそこうした絵を見たときに多くのファンが感激する訳だが問題はその感激を水彩であれコンピューターであれキャンバスの上に再現できる技術でこれこそが芸術家としての才能、力量ではなかろうか。私も御多分に洩れず学生時代はテスト用紙の裏側を車の絵で埋め尽くしイラストレータの真似事をしてみた時代もあったが感激を再現する才能は全くなかったようでもっぱらこうした才能に恵まれた方の絵を拝見して感激する側に回っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿