2011年6月21日火曜日

SHCC 大磯ロングビーチジムカーナ参戦記


いささか旧聞になるが6月5日大磯ロングビーチで行われたSHCC(湘南ヒストリックカークラブ)主催のヒストリックカージムカーナに参戦した。 年2回行われるこのジムカーナ、かれこれ10年ぐらいは愛機FIAT850クーペで無遅刻、無欠席の”優良参加者”である。前回は特集としてジャガーをフィーチャーしたのでせっかくの機会とドライバー一人、車2台(いつもの850クーペとおまけのEタイプジャガー)のダブルエントリー、大いに忙しい思いをしたが今回は特集はHONDAと言うことでこれは得意のジャンルではないのでそれでは、と850クーペでの出走とアンティークのお店の出店、のダブルエントリーとすることとした。今回のコースはどちらかと言うとミッキーマウスコースで小排気量向き、1速ノンシンクロ車はちょっとつらいところかもしれない。よしそれではお立ち台を目指して、と思いきや今回はHONDA特集で何とレーシングカーまがいのエスハチが大挙してAクラスにいるではないか(!!)、中にはコニリオなどと言う競争する為にだけ作られた純レーシングカーも、それに“元”ライバル(なぜ”元”かというとあまりに早くなってしまって今やライバルと呼ぶのも失礼にあたる異次元の世界の速さなのです)のフロンテ親子も当時のワークスカーもかくや、と思わせる”エクゾーストノートを響かせている。これは今回はだめだと早々に観念し”今回はお店があるので”--と“言い訳”もバッチリ考えたがいざスタートラインに並ぶとそこはドライバーの悲しい習性、1000分の1秒を削り取ることを目指して右足に力を込めることに。
で結果はどうだったかと言うと20台プラス中、7位、入賞の6位とは1000分の1秒差で大いに悔しい思いをした。6位の車はFIAT600ベースのアバルト750、これには正直勝ちたかったが実はこの車、エンジンにはかなり鼻の油がすり込まれており(古いアバルトオーナーの多くが使っているあの方法)Sタイヤで武装してある強力なさそりの毒の持ち主でこれに1000分の1秒まで迫ったことで良しとした。実際今回の2本目はいささか手前みそながら出来が良く(ジムカーナをやっておられる方はお分かりと思うが出来の良い時はターンしている時に”先が見える”のである)長年のライバルのY氏のエスロクに1秒以上の差をつけている。今回のAクラスでの圧巻はホンダT360でなんと並みいるエスハチを抑えて見事5位入賞を果たした。どこをどういじくってあるにせよ所詮は”軽トラ”、およそジムカーナ向きではない車での入賞には素直に敬意を表したい!!   

ところでお店の方は、というとおかげさまで商品とお客様のマッチングが良かったようで絶対人数は少ないながらも売れ行きは好調で何よりも多くのお客様が顔見知り、忙しいながらも大変に楽しい(でもあと1000分の1秒、縮めたかった、くやしい!!)1日だった。ちなみに2枚の写真は当日の珍車2台でこんな車が本気で走る姿を間近でじっくり見られるのも当ジムカーナの素晴らしいところ、読者の皆様も次回是非お出かけください(次回もお店を出店の予定です)。

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