2015年2月7日土曜日

パリ レトロモビル




今年もパリのレトロモビルにやってきた。初めてこのショーを訪れたのはかれこれ20年近く前、ジャンクヤード的な実に良い雰囲気と訪れる人々の熱気に感動したのを今もはっきり覚えている。丁度小林彰太郎さんご夫婦がいらっしゃってまだ訪れる日本人も少なかった時代、色々とお話をお伺いすることが出来た。時は移りて、あふれんばかりの人と熱気は相変わらずだがブースはどんどんと立派になっていって何だか財布の軽い我々とは別の世界になってしまったように感じる。それでも頑張って回っていると良い雰囲気のディスプレイと車はそこかしこにある。1枚目は正直なところ正確な車名も(車好き50年+、某社主催カー検2年連続1級の我が身をもってしても)知らないがノンレストア(あるいはそれに近い状態)のボディと多分当時この車でレースに参戦したと思しき老ドライバーが良い雰囲気だった。2枚目は絶頂期のピニンファリーナがランチアフラミニアのシャシーに仮装したショーカーで多分これ1台だけの車と思うが数あるピニンファリーナの作品の中でも個人的には一番と思う。3枚目は毎回同じの”今回の収穫”で大半はいつもお世話になっているモナコ在住の老夫婦のお店で譲っていただいた。ちなみにこうしたハイエンドのおもちゃはアベノミクスがもたらした円安の影響もあって日米欧の中ではたぶん日本が一番安く商売としては辛いことこの上ないがそれでもこうしたものは現地に来て見ないとなかなか手に入らない。乞うご期待!!


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