2015年2月13日金曜日

フレンチモデルカーコレクション(1)


 今、我が家に先日のレトロモビルで買い付けてきた古いフランスのモデルカーが何台か生息している。国内では珍しい物もあり何回かに分けてご紹介したい。フレンチモデルカーと言えばまずはシトロエンDSに登場願うのが筋、というわけでその中でも比較的珍しいものを3台。1枚目の写真中央は多分当時のハイエンドのおもちゃだったと思われる GeGe 製のDS19プラスチックのリモコンモデルでコントローラーには前進後退以外にウインカーや立派なステアリングが付いている。残念なことに当時のヨーロッパ規格の角型4.5V電池がほぼ入手不可のため動かすことはできないが味わいのあるプラスチックボディが人気のモデルで後期型としてパラス仕様もある。2枚目の写真は JOUSTRA製の珍しい 廉価版 ID19のブレイク(ワゴン)仕様ブリキモデル。70年代のモデルになると段々とコストダウンされて魅力がなくなってくるが60年代のJOUSTRA (通常ジャストラと発音していると思うが現地ではどうやら”ヤスラ”に近い発音のようである)は
なかなか味わいがあって楽しい。箱のイラストも秀逸、コンディションはミントで今回の一押しと思う。3枚目はレアモデル、わが国ではほとんど知られていないが DS Richard というメーカーが作ったやや大きめのブリキモデルでリモコン仕様、実車に近い雰囲気という点では上記2台に比べるとわずかに劣ると思うが大きめの車体で不思議な魅力がある。いずれも50年代末期から60年代初期の作品でDSがパリサロンで衝撃的なデビューを飾ってから数年後のことである。


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