2015年2月18日水曜日

グッドバイ ジャガーS

少し旧聞になるがこの冬10年連れ添ったわが家のファーストカー、ジャガーSタイプとお別れせざるを得なくなってしまった。一目でジャガーとわかる流麗なスタイル、趣味の良い室内、大きめのサイズを感じさせないドライブフィーリングなど魅力が多い半面、室内が狭い、トランクが狭い、マイナートラブルが多いなどマイナス点も多く語られる。約10年にわたり10万KM近くを生活した経験から言えば多くの欠点を補って余りある魅力の多い車だったと思う。できればもっと乗り続けたかったのだがそれがなぜ突然別れなければならなくなったかというとお決まりのオートマのトラブルで異常な振動が出始めて時間の問題で立ち往生しそうになったからである。オートマオイルを交換してみようかとも思ったがディーラーに相談するとオートマオイルは基本的に無交換、やれないことはないがそれだけで数万円かかりしかも回復の見込みは薄いとの事、実はこの車、我が家に来る前に一度オートマを(その当時は無論保証で)アッシー交換しており大きなトラブルは14万キロほどの間に2回目でさすがにこれだけは金額からしてギブアップにつながるトラブルだけに勘弁してほしい、と思う。その他
マイナートラブルとしてはルームミラーが落っこちたり、バックミラーに水が入ってほとんど見えなくなったりヘッドライトが曇ったり(これはラッキーなことにリコールで交換)トランク下部に水が溜まったりと文字どうり満身創痍であったがそれでもそれを補って余りある魅力的な家族だった。いつも思うことだが長年連れ添った車とお別れする場合でも新しいオーナーの元に嫁いで行くときは笑顔で見送ってやれるが今回のように解体のためにスクラップ屋さんに引き取られていくのを見送るのはちょうど告別式でお見送りをするのと同じで新しい生活がない、本当にグッドバイなのがわかっているだけに辛いものである。ジャガーS君、多くの思い出をありがとう。

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