2010年6月1日火曜日

アメリカにアンティークの買い付けに行ってきました(その2)



前回も書きましたがネバダ州のリノ、カーソンシティあたりは私の大好きなところです。 何がいいかと言いますと、まず砂漠ですから当然のことながらお天気が良い(朝起きれば95%は快晴の青い空です)、高地故(標高約1,000m程度)ラスベガスほど熱くはない、こじんまりした町で大都会の喧騒は全くない、そこここに開拓時代のゴーストタウンが残っており古き良きアメリカが味わえる、そして車好きにはなんといってもリノは特別な町なのです。今では知る人も少なくなりましたが最盛期にはたぶん世界最大のクラシックカーのコレクションだったハラーズミュージアムの町として知られ最近では古いアメリカ車の祭典、HOT AUGUST NIGHT のホストタウンとして有名です。 またハラーズコレクションの一部を残した Reno National Automobile Museum は今も健在で昔ほどのコレクションは当然ありませんが楽しめるところです。
ちなみに HOT AUGUST NIGHT は約5,000台(!!)程度の40,50,60,70年代のアメリカ車が集まるビッグイベントで毎年、ラグナセカ、ぺブルビーチのヒストリックカーウィークの1週間前に開かれますので10日ほど休みが取れればすべてのイベントを掛け持ちすることが可能です。数年前のイベントの写真を一枚入れておきます(空の青さをご覧ください)。 話は変わってカーソンシティの郊外にジェノアレイクという小さなゴーストタウン(今でも数百人が住んでいます)があり、そこにネバダ州で最初に出来たという触れ込みのサルーン(酒場)が今もあります。2枚目の写真がそれです。このあたりが開拓されたのは1800年代の後半ですからほんの100年ちょっと前には腰に銃を下げたカウボーイがこんな酒場で一杯やっていたのでしょう。 野生のシカが多く今回も車の前に出てきたのでパチリと撮ったのが次の写真です。 このあたりにはいくつかのアンティークショップがあり今回も何点かは気に入った物をゲットしましたが今ではこんな田舎町でもネットの影響で自らもアンティークな”おばさん”が”これはE-Bayだと$$の値段が付くのよ!!とのたまう次第で昔のような掘り出し物に出会うチャンスは非常にまれになってしまったのが寂しいところです。

1 件のコメント:

  1. リノのHot Augustは
    現役時代に行かねばならない所
    とプライオリティーの高位置に
    つけています!
    sasuke

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